子供の偏食がひどい…原因は?発達障害かも?好き嫌いを治す『裏技』も!体験談多数

子供の偏食に困っていませんか?できるだけ好き嫌いなく食べてほしいものですよね。子供の偏食の原因や、及ぼす影響、発達障害と偏食の関連についてチェックしてみましょう。子供の好き嫌いを治す裏技も先輩ママの体験談を通して紹介します。

( 2ページ目 )
Contents
目次
  1. 子供の偏食がひどい…
  2. 子供の偏食の原因は?
  3. 子供が偏食だとどんな影響がある?
  4. 発達障害の子供は偏食の場合が多い?
  5. 子供の好き嫌いを治す『裏技』
  6. 子供の偏食を治そう

子供が偏食をしている時、気になるのは偏食による影響ですよね。必要な栄養が足りずに病気になるのではないか、ちゃんと成長できないのではないかなど偏食が原因で大きな影響が起こる可能性について心配する親は多くいます。実際に、偏食だと病気になるリスクは上がるものなのでしょうか?そのほかの影響はあるのかどうかについて説明します。

病気にかかりやすく疲れやすい

偏食によって、摂取できる栄養素が偏ってしまうというのは実際あることです(※1)。栄養素が偏ることで、風邪をはじめ病気になりやすくなったり、疲れやすくなるなどの影響が出ることはあります。また病気を患った時でも偏食のある子供は食べられる食事が限られるため、治りが遅い場合もあるでしょう。

便秘になりやすい

偏食することで、便通にも影響があります(※2)。食物繊維などが足りないことで、他の好き嫌いが少ない子供にくらべると便秘になりやすい子供が多くなるのです。また便秘になっていることで、お腹が空きにくくなり余計に偏食が強まるなど悪循環に陥りがちです。

便秘がひどくなることで、別の病気に発展してしまう可能性もあります。偏食が強い子供の便通の状態は常日ごろから把握しておいた方が良いでしょう。

(便秘については以下の記事も参考にしてみてください)

子供の便秘が続くのはママのせいかも…?原因や対処法!便秘のサインは?

学力が伸び悩む

偏食が学力の伸び悩みの原因のひとつになることもあります。偏食で栄養バランスが崩れていると、集中力が欠けてしまったり記憶力が低下してしまうなどの影響があります。集中できないことや記憶がしづらいことによって学力が伸び悩む結果となってしまうのです。

実際にバランス良く食べられる子供の方が成績が良いという研究結果もあります。偏食は体だけでなく、学力面まで影響を及ぼすリスクを抱えているのです。

体重が増えていかない

偏食によって食べられるものが限られることで、体重が増えないという影響も起こり得ます。親が頑張って食卓に色々並べても、その中で食べられるものだけを食べていることで、量が足りない場合もあるのです。偏食がひどくなると、体がその年齢にしては小さく細くなってしまうという影響が出ることもあります。

発達障害の子供は偏食の場合が多い?

発達障害の子供は、他の人とは違う感覚の過敏さを持っています。そのため通常の偏食とは少し違う偏食の仕方をしていたりもするのです。偏食の理由もただの好き嫌いではなく、子供なりの理由があったりします。発達障害の子供特有の偏食の仕方について紹介します。

偏食がひどいことで糖尿病などの病気を患うリスクもあるでしょう(※3)。栄養面や体調面などが気になる場合は専門家に相談することをおすすめします。

(発達障害については以下の記事も参考にしてみてください)

3歳になっても喋らない原因は?発達障害を診断する方法や、体験談も多数紹介

聴覚過敏で食べられない

発達障害の子供の中には聴覚過敏といって、普通は気にならないような音が非常に耳障りに感じられる症状を持っている子供がいます(※4)。そういった子供は「噛んでいる時の音がイヤ」と言い、音がするような食べ物を拒む場合があります。そうなると音のしない流動食的な食べ物に偏食してしまう場合があります。

見え方の違いで気持ち悪くて食べられない

普通はおいしそうに見えるものでも、発達障害の子供の中には気持ち悪いものにしか見えず食べられないということもあります。真っ赤に熟したイチゴを嫌う子供は多く、種がぎっしりしている感じがして嫌とか、真っ赤で怖いなどと言う場合があります。視点の持っていき方が人と違うことで、異様なものに見えてしまっているのが偏食の原因です。

食感がどうしても受け付けない

口の中に入れた時の食感を極端に感じ取ってしまう子供もいます。きのこのぬるっとした感じが嫌だったり、コロッケの衣が針のように突き刺さってくるのが嫌だったりする子供もいるのです。親からするとおおげさだと感じるかもしれませんが、発達障害の子供の中にはそういった口の中の感覚が過敏で偏食する子供もいます。