初節句とは?お祝いの金額相場やマナーは?男の子・女の子でのやり方の違いも!

生まれて初めて迎える初節句はどのようなお祝いなのでしょう。初節句の意味・由来をはじめ、男の子の『端午の節句』女の子の『桃の節句』の内容や服装の疑問から、お祝い金の金額相場、飾り・食事代を負担するのは誰なのか、お返しは必要なのかなどの疑問まで紹介します。

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Contents
目次
  1. 初節句とは?
  2. 男の子の『端午の節句』とは何をする?服装は?
  3. 女の子の『桃の節句』とは何をする?服装は?
  4. 初節句のお祝いに関する基本ルール・マナー
  5. 初節句のお祝い金の金額相場は?
  6. 初節句のお祝いに必要な飾りや食事代は誰が出す?
  7. 初節句のお祝いのお返しは必要?
  8. 初節句のお祝いの大人の服装選びのポイント
  9. 初節句のお祝いに関するQ&A
  10. 初節句のお祝いのルールやマナーを理解しておこう!

お祝いのお返しは基本的に不要

初節句のお祝いを貰った場合、基本的にお返しは不要です。なぜなら、雛人形や初節句のお祝い金のお返しとして食事会に招くからです。そのため、基本的にはお返しは不要とされています。もし、おじいちゃんやおばあちゃんが送ってくれた金額が多すぎて気になる場合は、プレゼントを改めて用意するなど、別の形でお返しをするといいでしょう。

初節句のお祝いに呼べなかった場合はお返しは必要

初節句にお祝いとして頂いた場合のお返しは基本的に不要です。しかし、祝い金や贈り物を送ってくれた親戚や知人をお祝いの席に呼べなかった場合、お返しが必要になります。それは、お祝いの席に呼ぶことがお返しとなるためです。初節句のお祝いはパパとママとその両親とだけで行い、親戚や身内は呼べない事情もあることでしょう。

どのような事情があるにせよ、お祝いの席に招待できなかった場合、内祝として、頂いた金額の3分の1程度の金額の品物をお返しするのが礼儀です。通常、初節句から1週間以内に行うといいとされます。すぐに用意できない場合は、翌月になる前までにお返しを送りましょう。

初節句のお祝いの大人の服装選びのポイント

初節句のお祝いをするのであれば、パパとママの服装にも気を付ける必要があります。初節句のお祝いをしてくれる親類を招くのですから、きちんとした服装をするのは礼儀でしょう。では、どのような服装をすればいいのでしょうか。ママとパパの場合に分けて、注意すべきポイントを見ていきましょう。

ママの服装選びのポイント

ママが服装として選ぶのであれば、お祝いの席にふさわしい、派手ではない服装を選びます。ワンピースやスーツ、着物であれば留袖が訪問着などがぴったりでしょう。しかし、赤ちゃんを母乳育児で育てているのであれば、着物は難しく、着慣れていない人は汚しやすいなどの欠点があげられます。

服装を選ぶ際は母乳をあげやすく、オムツ替えなどの作業のしやすいことをポイントに選ぶといいでしょう。料亭やホテルなどある程度のドレスコードが必要な場所でお祝いをするのであれば、その場所にあった服装が必要になります。そうでない場合は、派手さがなく動きやすいシンプルなワンピースやスーツを選ぶといいでしょう。

パパの服装選びのポイント

パパの場合は、スーツが無難です。ネクタイはお祝いの席に合うように明るい色を選ぶのがポイントです。ドレスコードが必要な場所でお祝いをするのであれば、暗めの色のスーツにネクタイをするのが決まりですので、気を付けましょう。

また、家でお祝いをするなどは、カジュアルな服装でも問題はありませんが、招待する側であるため、ネクタイまではしなくとも、きちんと見える服装にした方がいいでしょう。ママがワンピースであればジャケットにする、着物であれば羽織袴にするなど夫婦で合わせることが基本です。アクセサリー類は結婚指輪以外は付けないこともポイントです。

(服装については以下の記事も参考にしてみてください)

お宮参りの父親の服装!スーツが普通?私服でカジュアルになりすぎない工夫も!

初節句のお祝いに関するQ&A

初節句のお祝いについて紹介してきましたが、疑問点もあることでしょう。初節句のお祝いで知っておきたいことや、よく疑問に思われる質問をまとめました。気になる点があれば確認してくださいね。

4月生まれですが初節句の端午の節句はどうしたらいいですか?

赤ちゃんが生まれたばかりであれば、初節句は無理に行わなくても大丈夫です。その場合は、来年の端午の節句に行いましょう。生まれたばかりの赤ちゃんは移動も難しいでしょう。また、ママの産後の回復も十分ではなく、無理にお祝いをすると母子ともに無理をさせることに繋がります。

赤ちゃんの成長を祝う行事なので、1年遅らせて行っても問題はありませんよ。

同性の兄弟がいる場合、飾りはどうすればいいの?

2人目が同性の兄弟の場合でも、基本的に飾りはひとりにひとつです。雛人形や五月人形は厄除けの意味も込められています。そのため、本来であれば、赤ちゃんが生まれるごとにそれぞれ用意をします。

しかし、飾る場所がないなどの理由から兄弟それぞれに用意をするのは難しいケースもあります。その場合は、2つ以上飾れるように人形のサイズを変えたり、吊るし雛にする、兜だけにするなど工夫をするといいでしょう。

初節句のお祝いの食事会は絶対に必要ですか?