手足口病にかかった時の食事!食べやすい食べ物やレシピの工夫!避けるべきものも!

手足口病にかかった時の食事を《子供・赤ちゃん》《大人》別に解説、後半では手足口病にかかっても食べやすいレシピの工夫や、避けるべき食べ物も合わせて紹介します。子供が手足口病にかかった時は食べやすい食事で栄養補給して、早く回復しましょう。

Contents
目次
  1. 手足口病にかかったら食事はどうする?
  2. 子供・赤ちゃんが手足口病にかかった時の食事
  3. 大人が手足口病にかかった時の食事
  4. 手足口病の時も食べやすいレシピの工夫
  5. 手足口病の時に避けるべき食べ物
  6. 手足口病の時は食事に注意しよう

手足口病にかかったら食事はどうする?

手足口病とは、口の中や手足に発疹の症状が現れる感染症です(※1)。手足口病は主に赤ちゃんや子供に多く発症する病気ですが、大人になってから発症するケースもあります(※2)。手足口病になると口の中に発疹ができるので、痛みによって食事が食べられない子も中にはいます。その場合、どのような食べ物を与えたらいいのか、悩むママは少なくありません。

早く回復させるためにも、なるべく食べやすい食べ物を選んで栄養をしっかりと摂取させる必要があります。

子供・赤ちゃんが手足口病にかかった時の食事

子供や赤ちゃんが手足口病にかかった時の食事を紹介します。子供や赤ちゃんは、口の中の発疹による痛みで食べることを嫌がる子が多いようです。口内の痛みをなるべく刺激せず、食べやすい食べ物を選んで栄養を与えることがポイントになります。

柔らかいもの

そうめんやうどんなど柔らかい食べ物は、手足口病の食事に適しています。そうめんを煮込んでにゅうめんにすると、より麺が柔らかくなるので、子供や赤ちゃんも美味しく食べやすくなりますね。塩分が発疹の痛みを刺激する可能性がありますので、なるべく塩分は控えて薄い味つけで仕上げるといいでしょう。

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消化によい食べ物

おかゆや雑炊などの消化によい食べ物も、手足口病の食事に適しています。赤ちゃんや子供が口内の発疹の痛みで食べられない時でも、消化によい食べ物なら食欲が徐々に上がってくるかもしれません。ごはんと一緒に野菜やたんぱく質も細かく刻んで混ぜて煮込むと、とても栄養価の高い食事になります。

おかゆや雑炊は、体力の回復にも効果的な食べ物といえるでしょう。

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栄養があって食べやすいもの

たくさんの野菜や肉類を一度に摂取できるスープやシチューなども、手足口病の時におすすめです。ポイントは、野菜や肉類をあらかじめ小さく刻んでおき、さらにしっかりと煮込むことです。野菜や肉類がゴロゴロとした状態だと、口内の発疹を刺激してしまうので、赤ちゃんや子供は食べられないこともあります。

スープやシチューを熱いまま与えると痛みを刺激してしまうので、十分冷ましてから与えるようにしましょう。

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栄養価の高い飲み物

口内の発疹の痛みがひどく、どうしても食べられない場合は無理に食べさせない方がいい場合もあります。無理に食べ物を与えると、子供は食事そのものに抵抗を感じてしまう可能性があるからです。食べ物を嫌がる場合は、栄養価の高い飲み物だけを与えるといいでしょう。

授乳中の赤ちゃんが手足口病で離乳食が食べられない場合は、母乳を与えるだけで大丈夫です。無理に食べさせなくても、母乳から十分な栄養が摂取できます。

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十分な水分補給

口内の痛みがひどすぎるので、食べ物も飲み物も受け付けないことがあります。その場合、脱水症状に陥りやすくなるので注意が必要です。食べ物や飲み物を嫌がるときでも、水分だけはきちんと補給させましょう。子供や赤ちゃんは自力で水分をコントロールすることが難しいので、ママや周囲の大人がこまめに水分を補給させる必要があります。