おひなまきの巻き方は？いつまで効果ある？やり方のコツや、デメリットについても！

動画のように、おひなまきは肩から足までくるんで、赤ちゃんが落ち着く体勢を作る巻き方です。ほどよいきつさで巻くことで安心感を与えますが、きつく締めすぎたりしないように注意しましょう。

きつすぎると呼吸器を圧迫して苦しくなってしまいます。また、毛布のような厚い布で巻くと、暖まりすぎて目覚めにくくなり乳幼児突然死症候群を引き起こす可能性もあります（※2）。やり方をよく確認し、赤ちゃんの様子をよく見ながら巻いてあげたいですね。

（おくるみの巻き方については以下の記事も参考にしてみてください）

おひなまきにはいろんな効果があることがわかりましたが、デメリットにはどんなものあるのでしょう。注意点を3点紹介していきます。

乳幼児突然死症候群については、近年問題となっていて知っているママも多いですね。その原因については医学的には解明されていません。受動喫煙、ママのアルコール摂取、うつぶせ寝で窒息など、色々な可能性が指摘されています（※2）。最近では、赤ちゃんが深く眠りすぎてしまうことが、乳幼児突然死症候群の原因ではないかと考えられるようになってきました。

暖めすぎることで眠りが深くなり、赤ちゃんが目覚めにくくなって乳幼児突然死症候群を引き起こす可能性があります。また、体温調節がまだうまくできない赤ちゃんは、手や足から熱を放出して体温を調節します。おくるみを巻くと熱がこもってしまい、呼吸も浅くなるのでおひなまきを長時間するのはやめましょう。

トコちゃんベルトで有名な会社の青葉社は、赤ちゃんが丸まって寝ることが重要だとしています。丸まって寝ると安眠や落ち着き、ぐずり予防にもつながりママの産後の体力の回復も早めてくれるのです。その青葉のおくるみはメッシュ素材でできていて、暖めすぎによる乳幼児突然死症候群の予防にもなります。夏場の熱中症対策にも使えるのでおすすめです。

先天性股関節脱臼とは、生まれつき股関節がゆるかったりして股関節が外れやすい病気です（※3）。先天性とついていますが実は生まれる前からだけでなく、生後3ヶ月くらいまで発症する場合も多く、発育性股関節形成不全とも言われます（※4）。男の子より女の子に多く見られる病気です。

赤ちゃんはママのお腹の中で足を折りたたんでいたので、生まれてしばらくは足は開いてМ字型になっているのが自然な形です。それがおむつをするときに赤ちゃんの下肢を引きのばしたり、おくるみで包むときに足が引きのばされたりして、股関節が脱臼がすることが多いので注意しましょう。

おひなまきを巻く時にも、足を必要以上に伸ばしたり、締め付けすぎたりしないように注意が必要です。赤ちゃんは関節がまだ柔らかいので、おひなまきのやり方・巻き方は事前によく確認して長時間巻かないように気を付けます。きつく巻くと呼吸器を圧迫して乳幼児突然死症候群にもつながりますので、ほどよいきつさで巻くことを心がけましょう。

おひなまきをすると、赤ちゃんが丸まる体勢になるので転がりやすくなります。赤ちゃんをちょっとソファにおいて、ミルクを作りに行ったりする間に転がり落ちてしまうかもしれません。ベビーベッドの開閉扉を開けたまま、おひなまきで寝かせておいて落ちてしまったり、という可能性もありますので常に赤ちゃんから目を離さないようにしたいですね。

（乳幼児突然死症候群の原因については以下の記事も参考にしてみてください）

おひなまきができる大きめのおくるみを紹介します。トコちゃんベルトで有名な、青葉社製のおくるみもあるので参考にしてみましょう。青葉社は赤ちゃんが丸まって寝ることが重要として、おくるみ以外にも色々な商品があり人気です。興味のある人は青葉社のホームページも見てみると参考になりますよ。

青葉のおくるみは綿100％のメッシュ素材で夏でも蒸れにくく、赤ちゃんが泣きやんで快適に眠れるおひなまき用のおくるみです。赤ちゃんを丸く包み込むことができます。赤ちゃんが安眠することでママの産後の体力の回復も早く、家族もストレスを溜めない環境を作りましょう。青葉はトコちゃんベルトなどでママにも人気のあるメーカーでおすすめです。