6歳の女の子の平均身長は?成長障害の基準は?背を伸ばす生活習慣のポイントも

6歳の女の子はどのくらいの身長が平均なのか気になりますよね。この記事では、6歳の女の子の平均身長・成長曲線や、低身長・高身長など成長障害について紹介します。また、運動や睡眠など身長を伸ばす生活習慣のポイントもあわせて紹介します。

Contents
目次
  1. 6歳の女の子の平均身長・成長曲線は?
  2. 6歳の女の子の成長障害とは?低身長・高身長の原因は?
  3. 6歳の女の子の身長を伸ばす生活習慣は?運動・睡眠など
  4. 6歳の女の子の身長について知っておこう

6歳の女の子の平均身長・成長曲線は?

幼稚園や保育園で6歳の女の子が集まると、子どもによって身長の差が大きいと感じることがあるでしょう。小学生のような高身長の女の子もいれば、まだ低身長の女の子もいます。あまりに低身長の場合には、生活や睡眠に問題があったり、病気ではないかと心配になる場合もあるかもしれません。

しかし、身長の伸び方は大きな個人差があります。6歳の女の子が低身長だとしても、そこまで気にする必要はありません。ただし低身長の場合には、生活の中で身長を伸ばす工夫をすることで、身長を伸ばすことにつながることもあります。6歳の女の子の平均身長を知っておくことで、低身長への対処もしやすいでしょう。

(6歳児の身長の発達については以下の記事も参考にしてみてください)

6歳児の身長の発達は?男の子・女の子で変わる?背を伸ばすための秘訣も紹介!

平均身長は115.7cm

平成29年度に行われた6歳の女の子を対象とした調査によると、6歳の女の子の平均身長は115.7cmという結果が出ています(※1)。ただし、この時期の子どもは1年間で5cm以上身長が伸びる場合も多いでしょう。そのため、6歳になったばかりの子どもともうすぐ7歳になる子どもでは平均身長は異なります。

なお、6歳になったばかりの女の子の平均身長は112.7cmで、6歳11ヶ月の女の子の平均身長は118.3cmです。

(小学生の睡眠時間の平均については以下の記事も参考にしてみてください)

小学生の睡眠時間の平均は?成績・身長を伸ばす理想の就寝時間は?

母子手帳の成長曲線も参考に

自分の子どもの体格が平均に近いのか、それとも大幅に離れているのが気になる場合には、成長曲線を参考にしてみるのがおすすめです。6歳ともなると母子手帳を開く機会もなくなりがちですが、母子手帳には成長曲線が描かれています(※2)。

成長曲線は、それぞれの年齢の子どもの平均的な身長と体重を曲線で描いているので、自分の子供の成長曲線と比較してみると分かりやすいでしょう。また、母子手帳が見つからない場合には、インターネットで「成長曲線」を検索すると、サイトを見つけることができます。

また、成長曲線をチェックできるアプリもおすすめです。

(赤ちゃんの成長曲線グラフについては以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんの成長曲線グラフ!体重・身長など男女の体の発育値を月齢別で解説!

6歳の女の子の成長障害とは?低身長・高身長の原因は?

子どもの身長には個人差が大きいですが、あまりに成長曲線からかけ離れて高身長の場合や、逆に低身長の場合には病気が潜んでいる場合もあります。大幅に成長曲線からかけ離れた低身長の場合や高身長のケースを「成長障害」と表現する場合もあるでしょう。低身長・高身長いずれの成長障害も、病気の可能性を念のため考慮する必要があります。

(6歳の女の子向け誕生日プレゼントについては以下の記事も参考にしてみてください)

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低身長の原因

子どもが低身長の場合に注意すべきは、病気による低身長なのかどうかという点です。低身長には対処すべき明確な原因がある場合もあれば、明確な原因が特になく、特別な対処も必要ない場合があるでしょう。

子どもが低身長の場合、原因のない「突発的低身長」と呼ばれる状態の場合が多々あります(※3)。およそ9割以上の低身長は、その子の体質による低身長のため、特に治療の対象にはなりません。なお、低身長は遺伝の場合もあります。家族に身長が低い人が多いのであれば、身長の低い遺伝子が原因の可能性が高いでしょう。この場合にも治療の必要はありません。

一方で注意が必要な、病気が原因の低身長もあります。低身長の原因になる病気としては、甲状腺ホルモンや成長ホルモンといった、体の成長の関わるホルモンの病気や骨の形成に異常が起こる病気、染色体の病気などがあるでしょう。病気の種類にもよりますが、治療によって改善する場合ももちろんあります。

高身長の原因

一般的には、高身長は発育が早くて良いことだと気にしない場合もあるかもしれません。しかし、高身長も病気が原因となっている場合があり、注意が必要です。ただし低身長同様、高身長も体質や遺伝によるケースがほとんどとなります。あまり過度に心配位する必要はないでしょう。

なお、病気が原因の高身長の場合には、甲状腺ホルモンや成長ホルモンといった、成長を促進するホルモンが過剰に分泌されている場合があります(※4)。その場合には、投薬などによる対処が必要になるでしょう。ほかにも、染色体に異常がある場合や遺伝性の病気が原因となる場合があります。

なお、高身長に加えて乳房が大きくなったり陰毛や脇毛が生えたりといった状態が見られる場合には、思春期早発症の可能性もあるでしょう。これは、本来であれば10歳ごろの思春期に見られるはずの変化が、早く起こってしまう状態です。原因がわからないケースも多いですが、腫瘍や脳の異常が潜んでいる場合もあるので注意が必要になります。

異常を感じたら病院の受診を

低身長や高身長はほとんどの場合には体質的なものや、遺伝的なものが多く、そこまで問題視する必要はありません。中には、周りの女の子に比べて成長が遅くても、10代になってから一気に身長が伸びる女の子も多々います。

ただし、高身長や低身長の子どもの骨の形がおかしかったり、子どもの体調に何か異常を感じる場合には念の為病院を受診してみるのと安心です。