【医師監修】妊娠8週目で心拍は確認できる?腹痛や出血は?流産の確率も!
妊娠3か月に入った8週目に心拍の確認が取れないとどうなるのだろう、不安なママもたくさんいらっしゃると思います。初期に起こる腹痛や出血で不安なママも多い事でしょう。不安定な妊娠8週目がどのような時期なのか、マイナートラブルも含めご紹介します。
食べ物にも少し慎重になりましょう

今までは食事に対して野菜も取らないと、肉が続いたから今日はお魚かな、という程度だったかもしれませんがお腹に赤ちゃんができるとより細かく注意を払わなければなりません。お魚一つをとっても妊娠するまでにお魚の食物連鎖により取り込まれる水銀の事を考えて食事していたでしょうか。
現在厚生労働省では決まった魚に対しての妊娠中の摂取量の基準が定められておりミナミマグロ、マカジキ、ユメカサゴ、キダイ他は1回80gを週2回までやキンメダイ、クロマグロ、メカジキ、メバチ他は1回80gを週1回までとしています。魚以外でもヨウ素やヒ素の取り過ぎを注意したり食中毒に対しても妊娠中は特に敏感にならなくてはなりません。
妊娠中はリステリア菌に感染しやすいので生ハムやナチュラルチーズやスモークサーモンなどの食肉加工品や魚介類加工品もかならず過熱して摂取しましょう。リステリア菌は何よりも胎盤を通して胎児に影響を及ぼすこともあります。調理器具の衛生管理や手指の洗浄と消毒を怠らずに食材を良く洗う事も忘れずにしましょう。
葉酸の摂取を心がけよう

厚生労働省の第六次改訂「日本人の栄養所要量」では妊婦の葉酸の摂取量は400㎍(0.4g)とされており、妊娠計画時点から摂取することで神経管閉鎖障害や先天異常のリスクが低減できると言われています。またこの先中期では赤ちゃんの栄養不足を補ったりママの貧血(巨赤芽球性貧血)の予防効果があります。食事だけではなかなか補いきれないかと思いますのでサプリなども併用し無理なく葉酸を摂取しましょう。
仕事をしているママは普段より慎重に
職場への妊娠報告はいつまでになどという明確な決まりはありません。安定期に入るまでと報告を控える妊婦さんもいらしゃるようですが、妊娠初期の方が何かと体に対して気を付ける事が多いですので上司にだけでも早目の報告を行いましょう。その上で重労働ができないのはもちろんですが、初期はつわりもあり体調を配慮してもらうことが多くなりますのでその旨もきちんと話し合っておきましょう。通勤もラッシュ時間や車での通勤を控えるようにし職場内でのエアコンの冷え対策などもしっかり行いましょう。
(妊娠中の栄養については以下の記事も参考にしてみてください)
この時期に母子手帳をもらいます
母子手帳とは正式名称を母子健康手帳と言い妊娠中の体重管理から出産後の子供の予防接種まで子供が6歳になるまでのママと子供の健康管理を行う手帳になっています。一般的には胎児の心拍が確認できると先生から母子手帳をもらってくるようにと妊娠届出書を頂きますのでそれを持参して自治体窓口で発行してもらいます。
妊婦健診だけじゃない、母子手帳の使い方
妊婦健診が始まると毎回母子手帳をもって病院へ行きその都度健診の様子を書き込まれますが、それ以外にも検査の結果を張り付けたり出産時には赤ちゃんの細かい情報を記入したり、産後は赤ちゃんの健診結果を記入したり予防接種も母子手帳に記録していきます。その他にも乳幼児発育曲線グラフや便色のサンプル写真などその後の育児の参考になるページもたくさんあります。
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