高温期11日目の体温が下がったら？フライング陰性の時の体験談も！

ドラッグストアや薬局などで購入できる妊娠検査薬の多くは、生理予定日1週間後から使えるタイプです。このタイプの妊娠検査薬は妊娠すると分泌を始める、尿中のhCGというホルモンが50mIU／mLの場合に陽性と判定します。尿中のhCGホルモンが50mIU／mLに達するのは、生理予定日でもある高温期14日目頃です。しかし、個人差はあります。

50mIU／mLに達する生理予定日前であっても、妊娠検査薬に薄く線が出たり、弱い陽性反応が出ることもあります。そのため、高温期11日目でフライング検査をしても陽性反応が出る確率は十分にあり、検査は可能です。

薬剤師がいる薬局では、生理予定日当日から使用できる「早期妊娠検査薬」を販売している場合もあります。排卵検査薬と同様に薬事法の関係から、薬剤師との対面販売が原則です。直接購入しに行かなければならない手間はありますが、この早期妊娠検査薬であればhCGホルモンを25mIU／mLで感知できます。

現在、国内で販売されている早期妊娠検査薬で最もメジャーなのが「チェックワン早期妊娠検査薬」です。生理予定日1週間後から使える通常のチェックワンと比べて値段は高いです。しかし、生理予定日以前のフライング検査にはこちらの早期妊娠検査薬がおすすめでしょう。

（早期妊娠検査薬については以下の記事も参考にしてみてください）

早い人では高温期9日目頃から、妊娠検査薬で陽性反応が現れます。しかし高温期11日目でフライング検査の結果が陰性、出血があり、体温の低下が続いている場合は、生理が来てしまう可能性が高いでしょう。しかし、その後に陽性反応が出る場合もあります。普段、生理前症状を感じる人は、いつもの生理前の症状と何か違う点がないかを確認してみるのもいいでしょう。

生理周期がきっちりしている人でも、排卵検査薬で排卵日を把握していない限り、排卵日がズレていることはよくあります。妊活している人は妊娠のタイミングを高めるためにも、排卵検査薬を活用しましょう。

しかし、中には排卵検査薬を使用して排卵日を把握していても、着床直後のhCGホルモンの増加スピードが緩く、たった数時間の差でフライング検査で陰性となるケースもあります。着床して間もない頃は、尿の濃さなどでも判定に影響が出ます。そのため、一度陰性でもあまり落ち込まず、数日経ってから再検査してみましょう。

（妊娠検査薬の仕組みや使用方法については以下の記事も参考にしてみてください）

フライング検査にて陰性の結果が出た場合が、その後どのような変化があったのかも気になりますよね。ここでは高温期11日目のフライング検査の結果で陰性だった場合、その後どのような結果になったのか体験談をいくつか紹介します。ぜひ、今後の参考にしてくださいね。