【不妊症チェック】症状や特徴のチェックリスト9項目でセルフ診断

【医師監修】妊娠したいと思ってからしばらくたっても妊娠しないと「不妊症かも?」と不安になる方は多いです。不妊症かどうかチェックしたいけど病院には行きづらいという場合もありますね。ここでは今すぐ自分で診断したい方のためのセルフチェックリスト9項目を紹介します。

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専門家監修
リエ先生
産婦人科専門医.。国立大学医学科卒業後、初期研修、後期研修を経て、現在大学病院で勤務しています。患者様の不安を少しでも取り除き、正しい知識を啓蒙できればとと思います。
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Contents
目次
  1. 「不妊症?」と思ったらセルフチェックを
  2. 不妊症になる原因
  3. 不妊症チェックをするべき時期
  4. 女性の不妊症セルフチェック
  5. 男性の不妊症セルフチェック
  6. セルフチェック後の検査について
  7. セルフチェックでの結果は悪くないのに妊娠しない?
  8. 不妊症セルフチェックの後にすること
  9. 不妊症?と思ったらすぐに医師の診断へ
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不妊症チェックをするべき時期

避妊をやめて一年経過しても妊娠する気配がない場合は、不妊症を疑い検査を受けましょう。もし不妊症だった場合は、早くから治療を始めた方が効果が期待できるので、不妊の気になる特徴が見受けられたら、妊娠できない期間が一年未満でも、念のために病院を受診することをおすすめします。

女性の不妊症セルフチェック

以下の女性用チェックリストから、不妊症の時にあらわれることのある症状が出ていないかセルフチェックにトライしましょう。二つより多く当てはまる症状があれば、病院で不妊検査を受けることを検討してください。

不妊症チェックポイント9項目・女性用

●生理痛が激しい
●月経の血の量が安定していない
●セックスをする時、痛みや不快感がある
●BMI(体格指数)が17より少ないか、26より多い
●性感染症をわずらったことがある
●月経の周期がバラバラである
●不正出血に悩んでいる
●おりものの色や臭いがおかしい
●子宮や卵巣付近を触った時、しこりのようなものがある

いくつ当てはまりましたか?以上の症状は、女性に不妊症の可能性がある場合に特徴的なものになります。チェックリストに二つ以上イエスと答えた方は、一度病院の受診を考えてみましょう。

リエ先生

産婦人科医

不妊症の原因は多岐にわたります。排卵しているかどうかだけでなく、卵子の質の問題、卵管の通過性、子宮の状態、更には男性が原因のこともあります。 子宮内膜症や性感染症の既往も不妊症の原因になるため、注意が必要です。

男性の不妊症セルフチェック

以下のセルフチェックは、男性不妊の可能性を示唆する症状が出ていないか探るものです。人によっては答えづらい内容もあるかもしれません。自分に当てはまる症状があるか、チェックしてみましょう。

不妊症チェックポイント9項目・男性用

●右と左の精巣のサイズが異なる
●勃起が不可能である
●(女性器内で)射精するのが困難である
●精液の量が少ない
●セックスへの欲求が少ない
●男性器への手術の経験がある
●射精は一応できるが、長時間かかる
●喫煙者である
●ヒゲがほとんどない
●強い疲労感が抜けない

以上の症状は、男性に不妊症の可能性がある場合に特徴的なものです。二つ以上イエスと答えた方は、不妊症を扱っている病院を一度訪れてみましょう。

(男性の不妊治療については、以下の記事も参考にしてみてください)

男性の不妊治療とは?治療方法や原因について詳しく知りたい!

セルフチェック後の検査について