排卵誘発剤とは?注射が内服薬より良い?種類や費用、副作用は?体験談も!
【医師監修】不妊治療に欠かせないのが、排卵誘発剤です。排卵誘発剤とはどんな薬で、注射が内服薬より効果があるのでしょうか、排卵誘発剤の種類や費用、副作用などについて、ドクターの助言や先輩ママの体験談を交えて説明します。妊活を考えている方はぜひ参考にしてください。
内服薬の場合はそれぞれの種類ごとに紹介します。セキソビットは1日4~6錠を2~3回に分けて飲み、5~10日間続けます。クロミッドは月経が始まって3~5日目から飲み始め、1日1~3錠の服用を5日間続けるのが一般的です。服用終了後1~2週間たつと排卵が起こります。
もし、排卵が見られなかった場合は、再度服用したりhMGなどを併用したりして、排卵を促していきます。テルグリドは基本1回1錠を1日2回食後に服用し、症状によっては用法用量が変わるでしょう。担当医師から指示された方法や回数を守って服用してください。
排卵誘発剤はどうやって使うの?【使うタイミング】
排卵誘発剤は、使うタイミングも種類ごとに異なります。また排卵誘発剤を使ったからといって、必ずしも妊娠にたどり着くわけではありません。できる限り早い段階で妊娠できるよう、排卵のタイミング予測や卵胞の成長具合を調べることが大切です。病院での検査をしっかり受けた上で、わからないことはとことん担当医師に相談しましょう。
排卵誘発剤での不妊治療、費用はどのくらいかかるの?
不妊治療でやはり気になるのは費用です。不妊治療において排卵誘発剤の金額はいったいどのくらいになるのでしょう。注射と内服薬をそれぞれみていきます。体験談もあわせて紹介するので、参考にしてください。
排卵誘発剤にかかる費用:注射の場合
注射の場合、かかる費用は保険適用時で1回400~2,000円ほどです。これに診察料や検査料などを合わせた金額が最終的な治療代となります。
女性(妊活経験有)
20代後半
私はhCG注射を打つと、注射代700円で合計2000円くらいかかってたかな~。いつも保険を使ってくれてたんだけど、なぜか周りの人と比べて若干高めでね~。まあ自分では妥当な値段かな?って納得してたけど。やっぱ保険を使ってくれるかどうかで幅があるみたいよ。
hCG注射を打つ場合、保険を使うのと使わないのとでは金額が違ってきます。周りの人と比べて自分だけ費用が高くつくのは嫌ですよね。病院でhCG注射を打ってもらう時は、あらかじめ保険を使ってもらうよう意思表示しておきましょう。
先輩ママ(妊活経験有)
30代前半
hMGを使って排卵誘発すると、毎日hMG(225単位)を打って1回2000円くらいかかってたな~。病院の先生に聞いたら、1日225単位までは保険が適用されるらしいんだけど、これ以上になると超えた分は自費になるんだって。あと写真とか検査とかがある日は3000円くらいだったよ。
hMGを使って排卵誘発する場合、1日225単位までは保険が適用されますが、それを超えると自費負担になります。検査内容によってはその他にも費用が加算されるので、覚えておきましょう。
排卵誘発剤にかかる費用:内服薬の場合
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