排卵誘発剤とは?注射が内服薬より良い?種類や費用、副作用は?体験談も!
【医師監修】不妊治療に欠かせないのが、排卵誘発剤です。排卵誘発剤とはどんな薬で、注射が内服薬より効果があるのでしょうか、排卵誘発剤の種類や費用、副作用などについて、ドクターの助言や先輩ママの体験談を交えて説明します。妊活を考えている方はぜひ参考にしてください。
排卵誘発剤の効果と、メリットとデメリット【内服薬を使うメリット】
内服薬は効き目が緩やかで副作用が少ないことや、値段が安価な点が最大のメリットです。また前にも述べたように、多胎妊娠の確率が低いこともメリットといえるでしょう。
排卵誘発剤の効果と、メリットとデメリット【内服薬を使うデメリット】
内服薬も副作用がまったくないというわけではありません。内服薬の副作用で挙げられるのは「頭痛」「吐き気」「目のかすみ」などです。また頸管(けいかん)粘液が減って精子がたどり着きにくくなったり、子宮内膜が薄くなって受精卵が着床しにくくなったりします。(※5)
排卵誘発剤の効果と、メリットとデメリット【注射と内服薬を比較】
注射と内服薬を比較してどちらを使うのが良いのかは、その時々の環境や体の状態などによって変わってきます。人によって効果や副作用の現れ方が違うからです。基本的には最初に内服薬を処方し、駄目なら注射に切り替えるというケースが多いようです。
(不妊治療の方法ついては以下の記事も参考にしてください)
効果とリスクをよく理解することが大切
排卵誘発剤には排卵を促して妊娠しやすい環境を整えるという効果があります。排卵に障害がある不妊症にも効果を発揮する、不妊治療には欠かせない薬です。しかし、効果が大きいということは、副作用などのリスクも伴うということを理解しておかなくてはいけません。
また、女性自身の体の環境や費用の面からも、無制限に治療を続けられるものでもないのです。限られた貴重なチャンスを最大限に生かすためにも、自分が使う薬がどんなものなのかをきちんと理解しておきましょう。
カズヤ先生
産婦人科医
不妊治療で使う排卵誘発薬は患者さんの、年齢、卵胞発育の性状、希望する妊娠のタイミング、方法などにより、個々にオーダーメイドで治療していく必要があります。 信頼できる不妊治療専門医のもとで、しっかり相談しながら治療していくことが重要です。
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