新生児の鼻づまりを解消する方法!寝られないときの原因と対処は?
【医師監修】赤ちゃんの鼻がつまって苦しそうだと、心配ですよね。「新生児の鼻づまりの原因は?」「どうやって赤ちゃんの鼻づまりを解消する?」「鼻がつまって寝られない時の対処方は?」といった疑問を解決すべく、鼻づまりの原因や対処法をご紹介します。
鼻づまりしにくい環境作りとは?
新生児の鼻づまりの原因はさまざまですが「空気の乾燥」や「温度変化」が関わっている場合、環境づくりによって鼻づまりを防ぐことができます。空気の乾燥を防ぐために、加湿器などを使って部屋の湿度を50~60%程度に保つようにしましょう。濡れたタオルや、洗濯物を干すだけでも加湿になります。
また、空気中のほこりも鼻づまりの原因になります。空気清浄機を使用したり掃除機をかけるときは、赤ちゃんをしばらく別の部屋に避難させましょう。急な温度変化も鼻水の原因になるので、外出の際は服装に注意し、さっと羽織れて温度調節できるタオルなどを持っていくといいですね。
それでも解消しなければ病院へ
解消法を試しても、赤ちゃんの鼻づまりが治らなかったり、苦しそうにしている時は、病院へ行き医師の判断が必要な場合もあるでしょう。長期間鼻づまりが続くと、中耳炎になってしまう可能性があります。また、長期間の鼻づまりは、風邪やアレルギーの場合もあるので医療機関を受診してみましょう。
注意すべき新生児の鼻づまりとは?
どの程度の鼻づまりや鼻水が見られたら、病院へ行けばいいのか迷いますね。赤ちゃんの機嫌が良く、睡眠や母乳(ミルク)がしっかり摂れていれば問題ありません。鼻水の色が「黄色」や「青っぽい」「鼻づまりで息苦しいために母乳が飲めない」「熱がある」「さらさらした鼻水が1週間以上続く」などの場合は、病院への受信が必要でしょう。
病院行く場合、診療時間内に受診するほうが良いのですが、上記の症状に加え「息苦しそうにして呼吸が荒い」「ぐったりしている」などの場合には、診療時間外でも急いで病院を受診しましょう。
マキ先生
小児科医
赤ちゃんの鼻づまりが起こると、息苦しいだけでなく目ヤニも増えたり、中耳炎のリスクも上がります。色々な方法を組み合わせて赤ちゃんを楽にしてあげるようにしましょう。
(受診・相談ついては以下の記事も参考にしてみてください)
新生児の鼻づまりはいつまで続く?
新生児は鼻づまりを起こしやすいのですが、いったいいつまで続くのでしょうか。通常の風邪ならば、1週間くらいで鼻水も落ち着いてきますが、アレルギーの場合は、長期にわたり治療が必要な場合もあります。鼻の内部は成長と共に大きくなっていくので、徐々に鼻のつまりやすさは解消していくでしょう。
しかし、新生児の時期はまだまだ鼻の内部は小さいので、しばらくはつまりやすい時期が続くと考えた方が良いでしょう。空気の乾燥を防いであげたり、鼻のつまりにくい環境作りをしてあげることにより、少しでも鼻づまりや息苦しそうな状況を改善してあげることができます。
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