赤ちゃんの体温の測り方は?平熱は何度?月齢で体温は変化するの?
【医師監修】赤ちゃんの体温は大人よりも高いとされていますが、平熱はどのくらい高いのでしょう。赤ちゃんの体温を測る方法も気になりますね。「新生児と新生児以降で体温は変化するのか」「平熱はどのくらいなのか」など詳しく説明していきましょう。
正しい体温の測り方【注意点】
赤ちゃんは検温中、じっとしていられないことも多いでしょう。平熱を知る必要があるからといって、押さえつけて無理やり検温する必要はありません。赤ちゃんの粘膜や体はとてもデリケートなので、傷つけてしまう恐れがあるからです。機嫌や表情を確認しながら、赤ちゃんにストレスが少ない状態で検温してあげるようにしてみましょう。
マキ先生
小児科医
赤ちゃんは熱を測る場所によっても体温が全く違うことがよくあります。例えば、右脇よりも左脇の方が、心臓から送り出された新鮮な動脈血が通るため、体温が高くなる傾向があります。
平熱が高い?低い?の基準
赤ちゃんの平熱が高いのか、低いのかを判断する目安をご説明します。高いとされるのは、平均値で38度以上の場合です。体温が低いと判断できるのは、36度以下になります。体温が38度を超えた場合は、発熱している恐れがありますので、様子を見ながら病院に連れていきましょう。
低すぎる場合も注意が必要
赤ちゃんの平熱が36度以下の場合は、低体温である可能性が考えられます。低体温の原因は「冷たい飲み物を与える」「エアコンの利きすぎ」「生活リズムの乱れ」などが考えられるでしょう。赤ちゃんの低体温が続くようなら、生活環境や生活リズムを見直してみる必要があるかもしれませんね。
体温が高温の場合に注意すること
正常な体温をしていても、赤ちゃんの状況を考えて病院へ行く必要がある場合もあります。「ぐったりしている」「食欲がない」「嘔吐」「呼吸が荒い」「痙攣」「麻痺」などの症状が見られた場合は、体温に関係なく病院の受診が必要になるでしょう。(※2)
(相談先については以下の記事も参考にしてみてください)
体温が低温の場合に注意すること
体温が高い場合には注意が必要ですが、低い体温の場合にも気を付ける必要があります。赤ちゃんが低体温になってしまう原因や、注意するべきポイントをご紹介していきましょう。
体温が低温の場合に注意すること【原因】
新生児の体温は気温や周囲の環境に大きく影響されます。汗をかき体が冷えてしまったり、ママが赤ちゃんの変化に気付かず体温が低くなってしまう場合も多々あります。赤ちゃんの状態を確認しながら衣服などで体温調節してあげることで、赤ちゃんのサポートをすることができます。(※3)
体温が低温の場合に注意すること【病院への受診】
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