排卵日の腰痛！原因と対処法は？体験談も！ひどい痛みは卵巣癌の可能性も？

排卵日が近くなると、排卵の準備をするためホルモンバランスが変化し、骨盤の周りの筋肉が引っ張られてしまいます。骨盤の周りの筋肉は身体が冷えることで血行不良になり、動きが鈍くなります。このふたつの状態が重なると腰痛の症状がひどくなる原因になります。

排卵日前後の不快な症状は、月経前症候群の場合もあります。イライラや下腹部痛、頭痛や下痢などの症状があげられます。耐えられないほどひどい症状の時は我慢せず、婦人科や産婦人科で痛み止めなどの薬を処方してもらいましょう。妊活中の方は薬の服用にも注意が必要ですので、その場合は医師に相談してください。

排卵日前後にはホルモンバランスの影響や冷えによって腰痛の症状がでてきます。そこでツライ症状を少しでも和らげる対処法をご紹介します。

排卵日の腰痛に「冷え」は禁物。腰痛を和らげる対処法として、まずは腰まわりを温めましょう。温めることで血流が良くなり、骨盤周りがやわらかくなります。腹巻をしたりカイロを使ったり、就寝時は湯たんぽを使ったりといった手軽な対処法で腰まわりを温めることができます。排卵日が近くなったら、意識して腰まわりを冷やさないようにしましょう。

急性の腰痛とは、外傷による腰痛です。この場合は炎症によって痛みがでているので患部を冷やす対処法が効果的です。ぎっくり腰もこれにあたります。

排卵日に腰痛になりやすいのは骨盤周りの筋肉が凝り固まった状態になっているためです。筋肉がかたくなると、血流も悪くなってしまいます。ストレッチやマッサージをして筋肉をやわらかくすることで血行がよくなり、排卵時にでてくる痛みを和らげることができます。

毎日続けるのが難しい場合は、排卵日前後に行うだけでも症状が緩和できます。痛みがある場合は逆効果になるため、気持ちいいと感じる程度の力加減で行ってください。

腰痛の緩和には、身体を内側から温めてあげるとさらに効果的です。そのためには、普段の食事に積極的に身体を温める食材を取り入れてみて。根菜類、しょうがやネギ、大豆や温野菜、アーモンドやプルーンなどがおすすめです。

逆に身体を冷やす効果があるのは、インスタント食品やスナック菓子です。腰痛が酷いという方は、少し控えて様子を見てみましょう。