排卵日の腰痛!原因と対処法は?体験談も!ひどい痛みは卵巣癌の可能性も?
【医師監修】排卵日に腰痛で悩まされることはよくあります。また排卵日に腰痛などまったくない人もいます。どうして排卵は痛みがでるのでしょうか。そこで排卵日に起こる腰痛の原因や腰痛を和らげる方法をご紹介しましょう。またひどい腰痛の症状は卵巣癌の可能性があるかもしれません。
圧迫感
卵巣にできた腫瘍が腫れて大きくなると、下腹部に圧迫感や痛みがあらわれます。最初の症状は、消化不良に似た下腹部の漠然とした不快感などがあり、人によっては胃が圧迫されるため食欲が減退する場合もあるようです(※2)。
リエ先生
産婦人科医
癌が痛みを及ぼすことはあまりありませんが、卵巣癌が破裂していると腹膜炎を起こし痛みを引き起こします。 その場合は、痛みが和らぐことはないため数日経っても痛みが引かない場合は注意が必要です。
頻尿
卵巣にできた腫瘍が腫れて大きくなると、下腹部に圧迫感を感じるほか、膀胱が圧迫されて頻尿になります。それ以外にも、胃腸内のガスによる痛みがあらわれる、便秘になるといった症状も見られます(※2)。
卵巣からの出血
卵巣の機能に何らかの異常があり、不正出血などの症状があらわれることがあります。ひどい場合は貧血になったり、体重が減ったりします。
(不正出血については以下の記事も参考にしてみてください)
胸水や腹水がたまる
腫瘍が卵巣で大きくならずに腹膜などに転移して腹水や胸水が溜まることによって、腹部が膨らんでくることがあります。この段階になると、腰痛の症状となってあらわれます(※2)。
卵巣癌の検査って?
卵巣癌は初期症状がないため、定期的な検査を受けることが早期発見には重要です。気になる場合は自分で判断せず、検査を受けましょう。
検査では卵巣癌の症状があるかどうか医師が確認し、内診をします。卵巣が腫れていれば腹部エコーによる超音波検査、CTスキャン、MRIなどの画像検査をします。また血液検査で腫瘍が良性か悪性かを診断してもらうこともできます(※2)。
卵巣癌ってどんな病気?
卵巣は子宮の左右にある親指ほどの臓器です。卵巣癌は、卵巣に腫瘍ができることです。腫瘍は良性と悪性のものがあり総称して卵巣癌といいます。良性の腫瘍は進行がゆっくりで卵巣の中だけに留まり転移しません。一方、悪性の腫瘍は進行がとても早く他の組織にも転移して悪い影響を与えます。
卵巣癌になりやすい人って?
卵巣癌は40代から50代で起こりやすいといわれています。しかし女性であれば年齢に関係なく誰でも起こりえる病気です。
妊娠、出産未経験の方
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