排卵日の眠気はどうすればいい?原因や対策を知りたい!
【医師監修】排卵日になると体調が悪くなることもありますよね。吐き気がしたり頭痛や下痢になったりすることもあるでしょう。また、急な眠気に襲われて仕事が辛くなる時もありますよね。そんな排卵日眠気にはどう対処したら良いのでしょうか?原因や解消法や対策をご紹介していきます。
排卵日に眠気がやってくる…
女性は「排卵」の期間になると、いくつもの不調症状が出てきます。それらの不調には個人差があり「普段よりも食欲が増える」「体がだるい」「なんとなくイライラしてしまう」など、人によって実にさまざまです。激しい眠気も頻繁にみられる排卵期の不調のひとつで、それに悩んでいる人も大勢います。今回は排卵日の眠気について解説していきます。
(排卵について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。)
排卵日の眠気はどうすればいい?
排卵日付近になると眠気の症状が出て「排卵後も眠気が続くし、身体がだるい」なんてことはないでしょうか。排卵日でも排卵後でも、眠気や体調不良に悩まされる女性は多いです。「夜にたくさん寝ても眠たくて生活に影響が出る」ということを防ぐためにも、眠気が起こる原因や対策法、解消法を明らかにしていきましょう。
排卵日の眠気について【排卵日の眠気はいつまで?】
眠気が現れる期間は人それぞれで一様ではありませんが、排卵期(排卵日の前後5日間)より眠気の症状があらわれ、排卵後も次の生理まで継続するパターンが多いです。眠気の症状が重い人の場合だと、排卵後から次の生理が起こるまで眠気が継続する人もいます。したがって大抵の場合、排卵後から次の生理までを乗り切れば眠気は解消されます。
排卵日の眠気について【眠気の原因】
排卵の影響で起こる眠気は、眠気を促進する効力を持つ「黄体ホルモン」の分泌が盛んになることが起因しています。生理周期には個人差がありますが、一般的には28日です。そしてその周期は、生理〜排卵に至るまでの「卵胞期」と、生理に至るまでの「黄体期」の2つに分けられます。この卵胞期が終わるまでに体内で「排卵」が起こり「受精」の準備をします。
排卵日付近になると黄体ホルモンが分泌され、子宮内膜が分厚くなります。そのおかげで、受精卵は子宮内に着床しやすくなります。受精卵が着床して妊娠すると黄体ホルモンの分泌は継続しますし、受精卵が着床できない時は子宮内膜がはがれて生理が発生するのです。この黄体ホルモンは眠気を促進する働きがあるので、排卵日は激しい眠気に襲われるというわけです。
(排卵と生理の仕組みについては以下の記事も参考にしてみてください)
排卵日の眠気について【女性ホルモンが乱れる原因】
しかし、女性ホルモンのバランスを整えれば、排卵日の眠気を改善させることができます。逆に女性ホルモンが乱れている人は眠くなりやすいです。女性ホルモンのバランスが不安定になる主な原因としては「食生活の乱れ」「不規則な日常生活」「身体の冷え」の3つが挙げられます。この3つについて具体的に考えていきましょう。
(生理に関するお悩みの改善には以下の記事も参考にしてみてください。)
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