【医師監修】排卵日の下痢！原因と対処法は？腹痛を伴うと妊娠しにくい？体験談も！

下痢の対処法として最も有効なのが半身浴です。38度～40度ぐらいのぬるめの湯船でゆっくりと身体を温めましょう。下半身を中心に身体全体を温め血流も良くします。下痢以外に下腹部痛などの症状も、下半身を温めることで緩和される場合があるでしょう。

リラックス効果もあるのでストレス軽減にもなります。ラベンダーなどのアロマ精油を適量入れるとリラックス効果を高めることもできますよ。脱水症状などを起こさないように半身浴をする際は入る前にコップ一杯のお水を飲むようにしましょう。半身浴中にも喉が乾いたら水分を適時とるようにしてくださいね。

半身浴より簡単にできてオススメなのが足浴です。洗面器などに40度～42度の少し熱めのお湯をはり、くるぶしまで沈めて15分程度温まりましょう。足先から温まることで温かい血流が全身にめぐり、身体全体も温まります。汗をかくので水分をしっかりとって脱水症状にならないように気を付けましょう。

根菜は身体を温める効果があります。また唐辛子に含まれるカプサイシンも身体を温めてくれるでしょう。これらの食材を上手に取り入れると身体を温めることができます。根菜の豚汁やチゲ鍋などは手軽に調理ができるのでオススメです。

しかし根菜やキノコは消化不良を起こしやすい食材でもあります。消化不良が原因で下痢になる場合もあるので適量の摂取を心掛けましょう。またキュウリやスイカなどのウリ科の食材やマンゴーやバナナなどの南国が原産のフルーツは、体の熱を取って冷やす効果があります。食べ過ぎると身体が冷えてしまうので、食べ方だけではなく食材選びにも注意しましょう。

身体を冷やす原因として、日ごろの飲み物も見逃せません。飲み物に氷を入れたり冷蔵庫から出したての飲み物は冷たく、身体を冷やす原因になります。常温の飲み物にしたり、お水ではなく白湯にしたりすることで身体が冷えにくくなるでしょう。

とくに下痢の症状が出ているときは身体を温める白湯にするのがオススメ。最近ではコンビニでも常温で販売しているお水やお茶があって手軽に取り入れることができます。

温かいお茶でも、緑茶は身体を冷やす成分が含まれているといわれています。また紅茶はカフェインが多く含まれているので胃や腸に刺激を与え、下痢をおこしてしまうことがあるでしょう。

そこでオススメなのがほうじ茶です。ほうじ茶に含まれる成分のピラジンが、血液のめぐりを促進して身体を温めます。ほうじ茶はカフェインも少量なので胃や腸への負担も少ないでしょう。（※6）

排卵日に下痢で悩んでいた方の症状が緩和された対処法や体験談をご紹介します。

身体を温めることで排卵日の下痢が改善した体験談が多いですね。「冷えは万病のもと」という言葉があります。身体を冷やさないように心がけましょう。