赤ちゃんの抱っこの良い抱き方は?コツや注意点・嫌がる抱き方とは?
【医師監修】赤ちゃんが生まれたばかりの新米ママ&パパにとって抱っこのやり方からわからないことだらけですよね。そこで、新生児の身体の特徴から、赤ちゃんが安心する抱き方、手首や腰を痛めにくい抱き方、新生児から使える抱っこグッズなどをご紹介します。
抱っこを嫌がる赤ちゃんや寝る前に泣く赤ちゃんは、まずおくるみで落ち着かせてから横抱きや縦抱きにして歩くとすんなり寝ることもあります。
赤ちゃんにとって気持ちいい抱き方と嫌がる抱き方
赤ちゃんは抱っこが大好き。でも抱っこを嫌がる赤ちゃんや、泣いてしまう赤ちゃんもいるのはなぜでしょうか。赤ちゃんが気持ちいいと感じる抱き方のポイントをおさえていきましょう。
赤ちゃんの抱き方よりも、抱っこする人がリラックスすることが大事
まだ言葉を話さない赤ちゃんは不快や不安を泣くことで表現します。そして優しく抱っこされることで安心感を得えています。また、視力の弱い赤ちゃんは抱っこしてくれる人の体温・匂い・心臓の音などを聞いて、リラックスするといわれています。
そのためいくら正しい抱き方に気を付けていても、抱っこする人が緊張しているとその緊張が自然と伝わり、赤ちゃんはリラックスできません。赤ちゃんにとって気持ちいい抱っこの仕方とは、まず抱っこする人がリラックスすることが大切なんですね。
新生児は「C字カーブ」の抱き方で抱っこしよう
赤ちゃんは、お母さんのお腹の中で丸まった姿勢で10か月もの間過ごしてきました。このとき背中がC字になっているので、C字カーブの姿勢で抱っこしてあげるとリラックスできます。背中がC字カーブになるよう抱っこしたり、寝るときにも授乳クッションなどを使ったりして、体を丸くして寝かせてあげると気持ちよく寝ることができるでしょう。
おくるみや抱っこ紐、スリングを使うと、自然と背中が丸くなるので抱っこ用のアイテムを使うこともおすすめです。
マキ先生
小児科医
スリングを使うときは、足が伸びてしまわないように気をつけましょう。両足が前から見てMの字のように曲がっていることが、赤ちゃんの股関節の発達のためにも大事です。
(寝かしつけについては以下の記事も参考にしてみてください)
寝ている赤ちゃんを起こしてしまう抱っこ
赤ちゃんは、大人と比べてまだ寝ることが上手ではありません。眠くなるとぐずりますし、とくに寝入りばなに泣くことが多くあります。そんなときにあわてて抱っこしていませんか?ようやく寝るところで抱っこされて体勢が変わってしまい、さらに寝ることができなくなってしまうこともあるんです。
赤ちゃんが寝入りばなに泣いたときはあわてて抱っこせず、まずは優しくお腹や背中をトントンしたり添い寝したりして安心させてあげると、そのまま寝ることがあります。落ち着いてよく観察してみましょう。
赤ちゃんが怖がる抱っこ
不安定で宙に浮いているような抱っこの仕方は、赤ちゃんにとって怖いと感じる抱き方です。例えば赤ちゃんの両足をパパやママのお腹にまたがせたまま体を離し、首を支えて向かい合わせになる抱き方。赤ちゃんとパパママの視線を合わせることはできますが、不安定で赤ちゃんにとっては怖い抱き方です。
また、両手のひらだけで赤ちゃんの首とお尻を支える横抱きの抱き方。これも宙に浮いているように感じて赤ちゃんは不安です。体に引きよせて包み込むような抱き方で、赤ちゃんを安心させてあげましょう。
新米パパこそ、赤ちゃんをいっぱい抱っこをしよう
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