生理中の便秘の原因と5つの解消法!予防も大切!
【医師監修】生理中に便秘に悩まされる方が多いようです。普段から便秘体質の方にとっては生理中に生理痛と便秘という不快症状があるのはつらいですよね。今回は生理による便秘の原因と生理中で体調が優れない中でもできる解決方法についてご紹介します。
生理のたびに便秘のような症状がある場合、または数か月にわたる便秘が続く場合は卵巣腫瘍による症状の悪化という疑いもあります。また、生理が月に何度もあったり、逆にこなかったりといった不規則な周期の場合はホルモン分泌の乱れかもしれません。
卵巣腫瘍の症状にも下腹部膨満感や強い生理痛と間違われるような下腹部痛の症状があるようです。また便秘と下痢が繰り返し起こる場合は便秘以外の病気の疑いがあるかもしれません。気になったときは早めに産婦人科を受診しましょう。
増田 陽子
内科医
また腸や他の内臓疾患の疑いもありますので、あまり軽く考えず一度しっかり病院へ行き医師に診察して貰いましょう。
(生理中の腹痛については下記の記事も参考にしてみて下さい)
生理後の調子のよい時期にこそ便秘の予防を!
生理中のつらい便秘を回避するためには、生理がこない体調のよい時期にこそストレスを溜めないような生活を意識することが大切。その秘訣は自分にとってネガティブな感情に浸る時間をできるだけ減らすことです。
生理周期によるホルモンバランスの関係で、気分の上昇や下降があります。気分がどんよりしたときこそ、自分のご機嫌を保つ工夫が必要です。それはPMS(月経前症候群)の予防にも繋がります。日記に書き綴る、友達や気心知れた人に話すなど、食事や運動以外でメンタルのお手当もしてみましょう。
生理が終わったからといって不規則な生活リズムに戻ってしまうと、その時は調子が良くても結果的にホルモンバランスが崩れて生理時に再度便秘を繰り返すという悪循環にも陥りかねません。便秘が引き金となってお肌のトラブルが起こったり生理痛が強くなったりといった、別の不快症状が出ることもあるからです。
生理中の便秘をきっかけに普段の生活を見直す
便秘を解消することで生理痛、腰痛、冷えや倦怠感の軽減にもつながり、それはPMS(月経前症候群)がこないようにするためにも必要なことです。
生理周期の変化により、様々な不快症状が出てきても、日頃の生活が整っていれば軽度の症状で治まるでしょう。あらゆる不快な症状が次の生理時にこないようにするためにも、上記でご説明した5つの方法を生活に取り入れ、便秘の予防を心がけてみてください。
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