生理中の便秘の原因と5つの解消法!予防も大切!
【医師監修】生理中に便秘に悩まされる方が多いようです。普段から便秘体質の方にとっては生理中に生理痛と便秘という不快症状があるのはつらいですよね。今回は生理による便秘の原因と生理中で体調が優れない中でもできる解決方法についてご紹介します。
生理時はホルモンの影響でメンタルが非生理時に比べて神経質になったり、気分が落ち込みやすくなったりします。あらゆる病気はストレスが原因で発病するように、便通がこないのもストレスととても深いつながりがあるのです。
生理前後は便秘だけでなく腰痛や頭痛、倦怠感といった症状も加わって、特につらい状況になります(※1)。また、ハードワークが続いて不規則な生活のままでいると、体調を崩しやすくなるでしょう。便秘とは逆に下痢ぎみになって、生理痛が強くなる可能性も高いです。
またPMS(月経前症候群)による体調不良の影響で食欲不振に陥ると偏った食生活になることもあります。そうした悪循環により便秘が続いてしまうケースもあるでしょう。
(生理に関する体重増加については下記の記事も参考にしてみて下さい)
生理中の便秘を解消する5つの方法とは?
生理中のつらい便秘はホルモンの影響が大きいとしても、少しの工夫で改善することは可能です。それでは、生理中に体調が優れない中でも、便秘を解消にするためにできる5つの解消方法をご紹介します。
1. 生理中の便秘を解消する方法【便秘に効果的な食べ物を食べる】
便秘を改善するために、薬膳や漢方のような自然治癒力を引き出す食べ物を意識してとってみましょう。便秘の解消に良いとされる食べ物は通便作用のある黒ごま、いちじく、ごぼう、くるみです。甘味料も腸に潤いを与えるといわれる黒糖やはちみつを積極的に摂取してみてください。「ごまとくるみのはちみつ和え」というふうに組み合わせ食べることもできます。
ドライいちじくをおやつのかわりに取り入れてみるのもよいでしょう。飲む点滴ともいわれている甘酒もおすすめです。植物性乳酸菌が豊富に含まれており、生理前後の甘いものが食べたいときにもぴったり。甘酒が苦手な方は果物と組み合わせると食べやすくなります。便意がなかなかこない時、これらいくつかの食材を組み合わせてみましょう。
増田 陽子
内科医
繊維質を取る場合には十分な水分も必要です。ぜん動運動(便を腸内から肛門へ移動させる動き)が弱い女性では更に便秘になってしまうこともあります。
2. 生理中の便秘を解消する方法【特に体を温める】
体を温めるためには内側と外側の両方から温めるのがポイントです。体を温めることで生理痛の軽減にも繋がります。まず便を柔らかくするためにも水分は必要です。気分をリラックスさせるようなハーブティーなら、PMS(月経前症候群)の症状緩和も期待できます。飲んで体を温めながら水分も上手に取り入れられるでしょう。
女性ホルモンを整えることで有名なのはカモミールやローズといわれています。お気に入りのハーブティーに体を温める作用のあるしょうがやスパイスをプラスするのも効果的です。逆にカフェインの入った飲み物は体を冷やす作用があるので避けましょう。
3. 生理中の便秘を解消する方法【適度な運動を心がける】
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