生理前の胸の張り！原因と対処法は?PMSや妊娠可能性も？体験談も

胸の病気を疑ったときには「乳腺外科」がある病院を受診するとよいでしょう。もし近所に乳腺を専門とする科の病院がなくても、産婦人科や婦人科で胸の病気を見てもらえることも多いです。PMS症状がひどく辛い時にも病院を受診してみましょう。

胸の病気には「乳腺炎」「乳腺症」などがあります。どちらも「授乳中の人がかかるのでは？」と思われることも多いですが、妊娠していない女性がかかることもよくあります。乳腺炎は乳腺や乳腺の周辺に炎症が起こって発症する病気です。

中でも「肉芽腫性乳腺炎」「慢性乳腺炎」は、授乳中以外の女性もなる恐れがあります。「胸が硬く張る」「痛みが出る」などが代表的な症状で、生理周期に関わらず症状が出ることが特徴です。いつまでも胸の痛みや張りが続いたら乳腺炎の疑いもあります。細菌感染が原因とも言われますが、原因不明の場合もあります。

乳腺症は「胸が張る」「痛みが出る」という症状のほか、「しこりができた」「乳頭から分泌物が出た」などの症状も現れます。PMSと同様に、排卵後に症状が現れるのが特徴です。

生理前の胸が張るなどのPMSの症状は何日も続き、つらいと感じる人も多いでしょう。PMS症状がいつまで続くのか不安に思うかもしれません。生理が来るまで我慢するのも大変ですね。

中には胸に触れるだけでも痛みを感じたり、下着が締め付けられてつらいと感じることもあるでしょう。マッサージをすることもできない生理前の胸が張る症状への対処法をご紹介します。

胸の張りなどのPMSの症状はストレスが原因の場合もあります。「身体を動かす」「カラオケに行く」「好きな音楽を聴く」などしてストレスを解消するようにしましょう。胸が張るために身体が動かせない場合は、ゆったりとしたヨガがおすすめです。いつまでも痛みに耐えているよりも、身体を動かしてみるとよいでしょう。

（妊活中のヨガについては以下の記事も参考にしてみてください）

身体を作っているのは食事からです。身体に異常を感じたときは、食事を見直してみるのも一つの方法です。

外食やコンビニのお弁当が多くなっていませんか？お店で作られる食事のほとんどには化学調味料や保存料などが使われており、デリケートな人には異常が出てしまうこともあります。一度食事を見直して、少しでも手作りの料理や無添加の食事を摂るようにしましょう。

また、野菜が不足しているとビタミンやミネラル、食物繊維などが不足してしまいます。食事のバランスにも気をつけるとPMSの症状も改善に向かい、身体の調子が整ってくるでしょう。