授乳中は生理がこない?来たら母乳の味や量に影響が?再開はいつ?
【医師監修】「授乳中は生理がこない」という話をよく耳にしますが、実は授乳中に生理が来ることもあります。授乳中の生理は母乳の味や量に影響するのでしょうか?そこで今回は「授乳中の生理が母乳に及ぼす影響」「生理の再開」などについて先輩ママたちの体験談も交えてご説明していきます。
生理が来ると母乳は止まってしまうの?
授乳中に生理が再開すると「母乳が出なくなってしまうの?」と不安を感じる方も多いでしょう。生理が再開したからといって母乳の生産が突然止まるわけではありません。ただ、生理が再開すると女性の体内のホルモン分泌が生理周期によって変化するようになります。その影響によって母乳の量や質が今までと変わってしまうこともあるため、注意が必要です。
授乳中の生理再開後は乳腺炎に注意
授乳中に生理が再開したことで乳腺炎を発症するママも多いものです。生理再開によって母乳の量が変化すると、乳腺に母乳が詰まりやすくなります。そして、乳腺内で炎症が起こると乳腺炎になってしまいます。乳腺炎を発症すると、高熱や乳房の痛みなどで授乳を継続することが難しくなります(※2)。乳腺炎の症状が疑われたら、産婦人科を受診しましょう。
生理がくると母乳の量や母乳の味に影響はあるの?
先ほども触れたように、生理が再開すると母乳の量や味に影響が及ぶこともあります。「生理の影響を受けた母乳を赤ちゃんにあげても大丈夫なの?」と心配になる方もいるでしょうが、生理中の母乳を赤ちゃんに与えても全く問題はありません。では、ここからは「生理の再開によって母乳の量や味にどういった影響が及ぶのか」についてご説明していきます。
母乳の出が悪くなる
生理が再開すると母乳の出が悪くなり、母乳の量も減ってしまうケースが多くみられます。母乳の量が減ってしまうと「赤ちゃんの体重がなかなか増加しない」といった新たな問題が発生することもあるでしょう。母乳の量が減っていると感じたら、授乳回数や授乳時間を増やすようにしてください。不安な場合には産婦人科の母乳外来で相談してみるのもおすすめです。
母乳の味が薄くなる
生理中の母乳の味は、普段よりも薄くなると言われています。生理中の授乳では「赤ちゃんが母乳を嫌がる」「普段よりも赤ちゃんが飲む母乳の量が減る」という方も少なくありません。母乳の味が変化するのは、経血量の多い生理3日目頃までだとされています。また、ホルモンバランスが変化しやすい排卵日付近にも母乳の味が変化することがあります。
生理再開後の母乳育児のコツは?
生理が再開すると母乳の量や味に影響が及ぶこともありますが「生理再開後にも母乳育児を続けたい」と考えているママも多いでしょう。ここからは、生理が再開した後の母乳育児のコツについてご紹介します。
生理再開後の母乳育児のコツ【身体を温める】
身体が冷えていると、母乳の量が増えにくい傾向があります。特に生理中は基礎体温が低温期に入るため、体温も下がって冷えやすくなります。食事や飲み物は温かいものを摂取して体を温め、母乳に影響が出ないようにすることが大切です。
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