生理中に海に入っていい?対処法や注意点!ナプキンよりタンポンがいい!

【医師監修】夏の遊びと言えば海やプールです。ところが海遊びの日に生理が重なってしまい、せっかくの予定も億劫になることがあります。そんな時に便利なものがタンポンです。みんなの体験談を交えながら生理中に海に入る時の対処法や注意点とともに、おすすめの商品も紹介しましょう。

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専門家監修
カズヤ先生
現在11年目の産婦人科医です。国立大学医学部卒業。現在は関西の総合病院の産婦人科にて勤務しています。本職の都合上、顔出しできませんが、少しでも多くの方に正しい知識を啓蒙していきたいと考えています・・・
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Contents
目次
  1. 生理中に海に入っていい?
  2. 生理中に海に入る時の対処法
  3. 生理中に海に入る時の注意点
  4. 生理中に海に入る時に便利なタンポンを紹介
  5. 生理中の海で便利なタンポンは使用法を守って使おう
  6. 生理中の海は体調と相談して入ろう
  7. 生理中の海にはナプキンやよりタンポン!使用法を守って使おう

正しい位置まで指で挿入するフィンガータイプのタンポンは、慣れてしまえば大変コンパクトに持ち運びができるので便利です。海では砂浜に置く荷物としてもかさばらず、小さなポーチに入れておけばトイレへ行くときも人目が気になりません。エルディのタンポンは指で挿入する際に使えるフィンガーベルがついているため、衛生的に使うことができます。

エルディ フィンガー多い日 20個
484円

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先輩ママ

(30代)

フィンガータイプはタンポンに慣れている人なら、荷物がかさばらないからオススメ!使い捨てのフィンガーベールがあるから衛生面も安心です。

生理中の海に便利なタンポン【オーガニックコットンタンポンレギュラー】

塩素など化学薬品を使用せずに作られたオーガニックコットンのタンポンです。デリケートな部分に挿入するものなので、素材には気を遣いたい人にはピッタリです。

ナプキンも含め経血をしっかり吸収するために使用される化学薬品が生理独特のにおいや肌荒れの原因という説がありますが、口コミではオーガニックコットンの生理用品を使うことでこれらの悩みが解消され2日目の生理痛が楽になるという意見も見られます。

オーガニックコットンタンポンレギュラー
808円

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女性

(30代)

オーガニックコットンの生理用品にかえたら、生理2日目の蒸れやかゆみのような不快感がなくなりました!

生理中の海で便利なタンポンは使用法を守って使おう

ナプキンと違い、体内で経血を吸収してくれるタンポンはたとえ生理2日目でも海に入れるため大変便利です。しかしタンポンの使用時は「トキシックショック」という病気に気を付けなければなりません。

トキシックショックとは、タンポンの不適切な使用により発症する病気です。黄色ブドウ球菌がタンポンに増殖したため血液中に入り込み、発疹や嘔吐などを引き起こす敗血症の一つです。ごくまれにですが、この病気が原因で死亡に至ることもあるため注意が必要です。

経血を受け止める生理用品は雑菌の温床となりやすくなっています。そのため、タンポンを使用する際は清潔な手での挿入や記載されている使用時間を超えないことなど、説明書にある注意点を守って使う必要があります。また、タンポンだけに頼らず海に入らない時はナプキンを使うなどデリケートゾーンの衛生に努め病気に気をつけましょう。

女性

(20代)

タンポンを入れたまま寝ちゃって、11時間も入れっぱなしに!後からトキシックショックという病気を知って怖くなり、それからは記載されている時間よりも余裕をもって取り換えるように気を付けています。

カズヤ先生

産婦人科医

特に、海やプールなどでは、自分の家のお風呂に入る時よりも感染症の可能性が高くなる場合もあります。 血液の付着した状態で膣内環境が悪ければ感染症が発症することもありますので、タンポンを挿入した時も 定期的な入れ替え、膣内をシャワーで流す、など工夫をしましょう。

生理中の海は体調と相談して入ろう

生理中でもタンポンやピルなどの対処法をとれば海水浴を楽しめます。しかし、生理中は体が大変デリケートな時期です。楽しい海の思い出は欲しいですが、生理中の海は体調と相談して無理のないようにしましょう。

生理中の海では長時間の入水を避ける

体が冷えてしまうため、生理中の海では長時間の入水を避けましょう。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいますが、適度に休憩をとり体を温めることを忘れてはいけません。生理中は出血により普段より体が冷えています。長時間の入水を避け、体調に影響しないよう気をつけましょう。