産後1ヶ月で生理は来る?悪露や不正出血との見分け方は?体験談あり
【医師監修】悪露(おろ)は産後1ヶ月を過ぎるとほとんどおさまります。母乳期間中は排卵が起こりにくいので生理はしばらく来ないのですが、産後1ヶ月で生理が始まることもあります。産後1ヶ月を過ぎた頃からの出血は、悪露や不正出血なのか生理なのかの見分け方をご紹介します。
不正出血の場合は、生理痛のような痛みの腹痛が強く鮮血が何日も続いておさまらない、出血量が多いなどの場合は不正出血が考えられます。子宮内の炎症や子宮復古不全(しきゅうふっこふぜん)などの不正出血です(※2)。
子宮内の炎症は、悪露がおさまってからも鮮血がだらだらと出続けます。このような症状がある場合は子宮内で炎症をおこしている可能性があります。
子宮復古不全は、子宮の収縮が正常に働かず、通常の状態に子宮が戻らないことを子宮復古不全といいます。子宮付近に生理痛のような痛みが強かったり、発熱したりという症状があらわれることもあります。鮮血が2週間以上も出続ける場合は細菌感染の危険性が高いので早めに婦人科を受診しましょう。
カズヤ先生
産婦人科医
子宮復古不全の場合、子宮の状態や出血量にもよりますが、産婦人科医での処置が必要になります。 多くの場合は麦角アルカロイドと言われる種類の子宮収縮剤を投与されることが多く、子宮を収縮させて出血を止めていくことになります 産後に気になる出血があれば、かかりつけ産婦人科医に相談するようにしましょう!
(不正出血ついては、以下の記事も参考にしてみてください)
産後1ヶ月後の腹痛(下腹部痛)は生理?原因は?
産後1ヶ月後に生理痛のような痛みの腹痛(下腹部痛)があり、出血していると不安になるかもしれません。何が原因で出血し腹痛(下腹部痛)がおこるのかは以下の原因が考えられます。
産後1ヶ月後の腹痛(下腹部痛)の原因1. 生理痛
生理痛が原因の場合は、いつもの生理の時と同じような症状や出血と腹痛(下腹部痛)が1週間程度でおさまることがほとんどです。この場合は生理の可能性があるということになります。
(排卵痛と生理痛については、以下の記事も参考にしてみてください)
産後1ヶ月後の腹痛(下腹部痛)の原因2. 子宮の収縮
子宮の収縮が原因の場合は、生理痛とは異なり数日では痛みはおさまりません。悪露を排出しきるために子宮が収縮したり、子宮を元の状態に戻そうとして収縮します。その時の子宮の収縮が原因で生理痛のような痛みの腹痛(下腹部痛)がおこることがあります。
不正出血などで痛みがある場合もあるので、痛みの他にも症状があり心配な場合は婦人科を受診して相談しましょう。
産後の生理は妊娠の準備ができた合図!
産後の生理の再開は、子宮が正常に働きはじめ回復したという証になります。妊娠へ向けての準備が出来たという合図です。母乳育児の期間はプロラクチンの影響で排卵は抑えられてはいますが、生理が再開していない状態でも排卵することもあるので、妊娠をする可能性があります。
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