赤ちゃん・新生児の睡眠時間はどれくらい?月齢で寝る時間が違うの?
【医師監修】産まれて間もない赤ちゃんは、睡眠時間が長いのが特徴です。新生児は、まだ明るさや色彩などが認識できません。赤ちゃんと睡眠の関係について参考にしてほしいポイントをご紹介致します。新生児にとっての睡眠時間がどう影響するのかポイントを押さえましょう。
この時期の赤ちゃんの睡眠時間は平均13時間から14時間程度。少しずつ昼と夜の区別もつき、寝ている時間が少ないのも特徴です。
この頃から夜泣きが始まるとも言われてます。今まで多かった「ウトウト状態の浅い睡眠時間」も減ることで、赤ちゃんの中で時間の調節が出来てくるでしょう。まだしっかりとした体内時計ではないので、あと少しの間はママのお手伝いは必要です。しっかりした体内時計が備わるまでは、寝ない子もいるという事も覚えていると安心できるでしょう。
赤ちゃん・新生児の平均睡眠時間【生後6カ月~】
この時期の赤ちゃんの睡眠時間は平均11時間から13時間程度。夜にまとまって睡眠をとれるようになる時期です。「昼間の睡眠時間が短くなり、睡眠の回数も少ない」とママさんも感じられるはず。起きている時間帯も長くなるので、しっかりと夜寝てもらう為にも昼に沢山遊んであげると良いでしょう。
(赤ちゃんのいびきについては以下の記事も参考にしてみてください)
赤ちゃん・新生児の体内時計が整うまで
赤ちゃんは昼間でも夜でも暗くても明るくても「気にせず眠たくなったら寝る」という本能で生きています。そんな自由奔放な赤ちゃんにママも体力が奪われます。
しかし、ママさんの頑張りは無駄にはなっていません。そのママのミルクが「時間」「昼と夜の違い」を教えてあげる大事な役割があるのです。この体内時計を調整する為には、ママのミルクがとても大切になります。
赤ちゃん・新生児の体内時計が整うまで【ミルクは体内時計を整えるのに大切】
母乳には体内時計に必要な「メラトニン」が入っています。産まれたばかりの赤ちゃんは、まだ自分でメラトニンを作る事が出来ないので、そのお手伝いをママの母乳がしているという事ですね。今では粉ミルクにもメラトニンが入っているので母乳でないママさんも安心して下さい。
赤ちゃん・新生児の体内時計が整うまで【生後3〜4カ月頃に整うようになる】
生後3カ月から生後4カ月程度にもなれば、今まで沢山ママの力を借りてきた赤ちゃんが自分でメラトニンを作れるようになってきます。昼夜が逆転していた赤ちゃんも少しずつ昼と夜も理解してきて、昼に起きている時間も長くなってくるはずです。
しかし、まだママのお腹にいた月日よりも外の世界のが短いわけですから、まだ完全に自分で作るのにももう少しママの力や自然の力の「お日様」が必要です。体内時計がしっかりするまでは、もう少しサポートしてあげて下さいね。
赤ちゃん・新生児の体内時計が整うまで【お日様も大事な役割】
お日様の力は必要ですが、注意頂きたいのが「直射日光」です。赤ちゃんや新生児の髪の毛もまだ薄く、頭皮や皮膚もまだ丈夫ではない新生児にとって直射日光は、まだ少し刺激が強すぎます。
お日様の力は、窓のレースカーテンから入る程度で十分赤ちゃんは大きなサポートになります。ポカポカのお日様の力は体内時計をつくるのにとても必要不可欠な存在ですが、力を借りるにも使い方次第といえましょう。
赤ちゃんが快適な睡眠時間を過ごすために
「うちの子、平均の睡眠時間よりも長く眠っているけど大丈夫?」と心配される時ありますよね。ほとんどの新生児は1日中眠って過ごしている場合が多いです。中には睡眠時間が短かくて寝ない赤ちゃんもいます。睡眠時間の長さは新生児にとってどんな事に注意したら良いのかポイントを押さえておきましょう。
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