赤ちゃんの耳掃除のやり方は?いつからOK?耳鼻科に行かなきゃダメ?
赤ちゃんの耳掃除のやり方は?耳垢が溜まったら耳鼻科に行かなきゃだめ?この記事では赤ちゃんの耳垢の特徴や耳掃除はいつからOKなのかを紹介します!赤ちゃんの耳掃除のやり方や注意点も紹介!また便利な耳掃除グッズや赤ちゃんの耳で心配な病気も紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
赤ちゃんの耳垢の特徴
耳垢とは、耳の中で剥がれ落ちた古い皮脂と、外からのゴミなどが混ざり合ってできたものです。新陳代謝の活発な赤ちゃんの耳垢はかたまりやすいので、耳掃除をしてみると大きなかたまりが出たという経験をしたママも多いかもしれません。
そんな赤ちゃんの耳垢には、色だけでも「茶色」「黄色」「黒い」などの特徴があり、他にも「臭い」「湿っている」「ベタベタしている」などいくつか特徴があります。これらについてそれぞれ紹介します。
赤ちゃんの耳垢の特徴【茶色もしくは黄色】
どちらも正常な耳垢です。赤ちゃんの耳垢はママと同じ黄色いかたまりが一般的ですが、少し茶色みがかった耳垢は耳の古い皮脂が剥がれ落ちてゴミや涙やよだれ、ミルクなどと混ざったことでできるかたまりです。
赤ちゃんの耳垢の特徴【黒い】
新生児期の赤ちゃんから黒い耳垢がゴロっとかたまりで出てきて、びっくりしたママもいるのではないでしょうか。黒い耳垢は大人では普段見られないことから、ママは心配してしまいますよね。しかし、黒い耳垢でも心配はいりません。自然と外に出てくるので、無理に取ろうとする必要もありません。
黒いかたまりが耳から出てくることは生後まもない新生児期の赤ちゃんにはよくみられるもので、お腹にいたときの羊水中のゴミが耳に残っていたことが原因で黒い耳垢になります。この黒い耳垢は少し臭いが気になることもありますが、病気ではないので安心してください。
(新生児については以下の記事も参考にしてみてください)
赤ちゃんの耳垢の特徴【臭い】
赤ちゃんの耳垢で気になることのひとつとして臭いがあります。これは赤ちゃんの寝ている姿勢に「向き癖」があるために臭いが強くなることが多いようです。赤ちゃんは新陳代謝が活発なのでたくさんの皮脂が分泌され耳垢ができます。片方の耳ばかりが下になっているとそこが蒸れてしまいます。さらに涙やよだれ、ミルクなどで汚れてしまうと臭くなるのです。
蒸れてよだれなどでよごれた耳垢は臭いだけでなく、ベタベタすることも多いです。「なんだか耳垢が臭い」と気になるときは、赤ちゃんの寝る向きを変えてあげたり、こまめによだれを拭いてあげたりしてあげましょう。
赤ちゃんの耳垢の特徴【乾燥している、もしくは湿っている】
耳垢には「乾燥している耳垢」「湿っている耳垢」の2つがあります。赤ちゃんの耳垢はたいてい水分を含んだベタベタの「湿っている耳垢」です。一般的にママたちの耳垢は乾燥している耳垢ですね。赤ちゃんのベタベタと湿っている耳垢を見て、病気ではないかと心配してしまいがちですが問題ないので安心してください。
ただ湿っているだけの耳垢は問題ありませんが、過度にベタベタとしていて液体状の黄色い耳垢が出る場合は、中耳炎の可能性があります。中耳炎は発熱を伴うものがほとんどなのでそちらも目安にしましょう。この場合には耳鼻科で診てもらいましょう。
マキ先生
小児科医
赤ちゃんの耳垢には、乾燥しているタイプと湿っているタイプとに分けられ、遺伝的な要素が強いです。お父さんかお母さんのどちらかが湿っているタイプだと、赤ちゃんの耳垢も湿っているタイプになる確率が高いと言われています。
赤ちゃんの耳掃除はいつから?
耳掃除は必要であれば月齢に関係なく、生後すぐの新生児期からできます。
新生児期の赤ちゃんにも耳垢はあります。耳垢を目にしたとき、いつから耳掃除をすればいいのかと疑問に思うママも多いのではないでしょうか。綿棒でしっかりと耳掃除というよりは、お風呂時やお風呂あがりにガーゼなどで軽くふき取る程度で大丈夫です。
耳掃除で耳垢を取る頻度
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