新生児がうなる!うなりの原因と対処法まとめ!

【医師監修】我が子がうなる姿を見ていると、どうしてなのか、どうしたらいいのかと不安になりますよね。実は新生児のうなりにはママと赤ちゃんに、より良いサイクルを与えてくれるヒントが隠されています。そんな新生児や赤ちゃんの、うなる理由と対処法を分かりやすくご紹介します。

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専門家監修
マキ先生
国立大学医学部卒業。11年目の小児科医。現在は子供を3人育てながらフルタイム勤務医をしています。日々、頑張るママたちや子供たちの心に寄り添える診療を心がけています。 本職の都合上、・・・
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Contents
目次
  1. 親にとっては心配!新生児のうなる姿
  2. 原因その1.新生児はガスが溜まってうなる
  3. 原因その2.新生児はミルクの飲みすぎでうなる
  4. 原因その3.新生児はうんちでうなる
  5. 原因その4.赤ちゃんはミルクへの不満でうなる
  6. 原因その5.適温ではないとうなる
  7. 原因その6.新生児が寝ないでうなる
  8. 原因その7.赤ちゃんは退屈でうなる
  9. うなる声は赤ちゃんの個性の主張!

室温を適温にするためのエアコン、湿度を最適にするための加湿器や濡れタオルの使用、赤ちゃんの衣類調節をしっかりとしましょう。

また、それらを確実に行うため新生児の体温は起床後と午前中、午後、夜の最低4回は測りましょう。これは病気や体調不良の早期発見にもなります。新生児の平熱である36.5℃~36.7℃と少しズレがある際には、室温や衣類で必ず調節をしてあげましょう。

原因その6.新生児が寝ないでうなる

赤ちゃんがぐっすり寝ないことは、育児するうえでママにとって最大の悩みの一つでもありますよね。スヤスヤ深い眠りにつく赤ちゃんのイメージからかけ離れ、寝ないでうなり声を聞くことがあっても決して病気ではありません。「病気かな」と不安を持たず安心して子育てに集中できるよう、ここでは新生児が寝ないでうなる理由と解決法をご紹介します。

赤ちゃんが寝ないでうなる理由

新生児は1日に長くて18時間、少なくても10時間以上の睡眠をとります。大人より眠りが浅く長い時間ぐっすりは寝ないのが普通です。脳も未熟なため、身体が寝たり起きたりする際の切り替えに神経が付いていけず、うなり声をあげます。

「うなるばかりで寝れていないのでは」とママは心配になりますが、生後2か月頃までは眠りのペースがつかめなくて当たり前なので心配しすぎることはありません。

寝ないでうなる赤ちゃんの解決方法

爆睡しないのは新生児のメカニズムのため深く考えすぎないのがベストです。しかし今一度、最善の環境に赤ちゃんがいるかどうかを確認しましょう。温度や空腹状態など、赤ちゃんが落ち着ける心地よい空間を作ることで、新生児が寝ないでうなることも改善されるかもしれません。

生後3~4ヶ月には昼と夜がわかるようになり、ちょこちょこ寝から長めの睡眠になるで、うなり声や寝ないという悩みも徐々に解消されますよ。

(赤ちゃんの睡眠について興味のある方は下記の記事も参考にしてみて下さい)

新生児のうつぶせ寝はしてもいい?いつからしていい?危険性は?

原因その7.赤ちゃんは退屈でうなる

ゲップやミルクなど、これまでにあげた条件はすべて完璧なのにうなり続けているとやはり病気かなと考えてしまうでしょう。しかし驚きの理由の場合があります。その場に飽きたことを訴えていると考えられるうなりもあるのです。

新生児は自分ではまだ動けないし、そんな意思はないだろうと思いきや、決してそうではないようです。この場合のうなる行為は元気な証拠です。余計な心配を取り除くためにもぜひ知っておきましょう。

赤ちゃんが退屈でうなる理由

新生児はその場から動きたかったり、運動したくてうなる場合があります。新生児は生命維持のための生理的活動を無意識に行うだけのため、動けない状態に飽きているというような医学的根拠は解明されていません。ただ、うなる様子が心配で医師を訪ねて「よくうなる子は大きく元気に育つよ」や「成長うなりだね」と言われたママたちも実際に多くいます。

退屈でうなる赤ちゃんの解決方法

まずは赤ちゃんを抱っこしたりあやしてみてください。そして部屋を移動してみたり、寝る場所を変えてあげてみてください。実際に寝室の布団で寝ないで、朝方からずっとうなっていた新生児を、リビングのベビーベッドに移動させたらうなるのを止めたという体験談もあります。「もうここでは寝ないよ」「移動したいよ」とママにお話しているのかもしれませんね。