離乳食のヨーグルトの進め方のコツや量、効果は?いつから?体験談あり

ヨーグルトの離乳食を始める時期、ヨーグルトを食べさせる効果、赤ちゃんの離乳食におすすめのヨーグルト製品などを紹介します。赤ちゃんが喜ぶヨーグルトの離乳食のレシピを「離乳食初期」「離乳食中期」「離乳食後期」「離乳食完了期」など時期別にも紹介するほか「冷凍保存はできる?」?など、ママの素朴な質問にもお答えしますよ。

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Contents
目次
  1. 赤ちゃんの離乳食…ヨーグルトはいつからOK?
  2. 赤ちゃんの離乳食にヨーグルトを食べさせる効果は? 
  3. 赤ちゃんの離乳食にヨーグルトを選ぶときのポイント 
  4. 赤ちゃんの離乳食におすすめな商品3選! 
  5. 赤ちゃんが喜ぶ!ヨーグルトの離乳食レシピ21選! 
  6. 赤ちゃんが離乳食で食べられるヨーグルトの種類は? 
  7. ヨーグルトを使った赤ちゃんの離乳食…冷凍保存はできる? 
  8. 離乳食にヨーグルトを使ったけど、食べてくれない…対処法は? 
  9. ヨーグルトの離乳食を赤ちゃんに食べさせるときの注意点は?
  10. ヨーグルトの離乳食…食べ方が分かれば安心! 

赤ちゃんが離乳食で食べられるヨーグルトの種類は? 

ヨーグルトは製法によって5種類に分類できます。「プレーンヨーグルト」「ハードヨーグルト」「ソフトヨーグルト」「ドリンクヨーグルト」「フローズンヨーグルト」です。この中で赤ちゃんの離乳食として使えるのはプレーンヨーグルトだけです。プレーンヨーグルトは乳を乳酸菌で発行させた一番シンプルな作りのヨーグルトで、砂糖や香料などの添加物は加えられていません。

ハードヨーグルトは、果汁などを加えて寒天やゼラチンで固めたヨーグルトです。ソフトヨーグルトは、発酵して固まったヨーグルトを滑らかにして甘味料や果汁を加えたものです。ドリンクヨーグルトは、普通のヨーグルトと成分的に大きな違いがありませんが、かくはんして液状にしたものです。甘味料が加えられていて飲みやすいのですがカロリーは高めです。

フローズンヨーグルトは、1970年代にアメリカで誕生した比較的新しい種類のヨーグルトです。ヨーグルトに空気を含ませてアイスクリームのように凍らせたものです。冷凍しても乳酸菌は生きた状態で摂取することが出来ます。自宅にあるアイスクリームメーカーでも作ることが出来ます。

その他にも、ブルガリアヨーグルト、カスピ海ヨーグルト、ギリシャヨーグルトなどが知られています。使用している菌や作り方によって分けることができます。

ブルガリアヨーグルトは、ブルガリア生まれのヨーグルトでブルガリア菌による発酵がポイントです。カスピ海ヨーグルトは、コーカサス地方の種菌を使用して作られたことに由来しており粘り気があるのが特徴です。ギリシャヨーグルトは水切りヨーグルトとも言われその製法がギリシャであることが由来です。濃縮されたチーズのような食感で料理などにも使われます。

ヨーグルトを使った赤ちゃんの離乳食…冷凍保存はできる? 

無糖のヨーグルトは、冷凍するとヨーグルト中の水分が凍結して組織が壊れてしまい分離やザラつきの原因になります。解凍しても元のなめらかな状態には戻らないため離乳食には向きません。基本的にヨーグルトは冷凍保存には向かない食品だといわれています。離乳食には、開封したばかりの新鮮なヨーグルトを使いましょう。

赤ちゃんの食べる量は少ないので、冷凍保存することもあるでしょう。そんな時は再加熱をして料理の材料として使ってみるのはいかがですか。ポテトサラダを作る時にマヨネーズの代わりに和えるのもおすすめです。

「冷凍したら乳酸菌はどうなるか?」という疑問がわくでしょう。冷凍しても乳酸菌は死滅しません。0℃以下だと活動休止状態になります。逆に、高温になると乳酸菌は死滅してしまいます。ヨーグルトの保存に最適な温度は0℃~10℃になっています。

乳酸菌が死滅したとしても腸内で善玉菌の餌になるので、ヨーグルトを解凍して高温になったとしても乳酸菌の効果がすべて失われることはないと言われています。ただし、乳酸菌の菌数は減少する場合はあるでしょう。

離乳食にヨーグルトを使ったけど、食べてくれない…対処法は? 

赤ちゃんが離乳食でヨーグルトを食べてくれないのには必ず理由があるはずです。ヨーグルトの酸味が強くて嫌がっているのか、空腹を感じていないのかなど赤ちゃんの状態を確認しましょう。

食事は「食べさせるもの」ではなく赤ちゃん自身が「食べるもの」です。赤ちゃんが自発的に食べるという行動を起こすのは空腹を感じている時が良いでしょう。規則的な食事のリズムを作ってあげることが大切です。

離乳食のヨーグルトを「酸味が強くて嫌がっている」のであれば、他の商品に変えてみることも1つの方法です。商品によって酸味は違いますので赤ちゃんの好みにあったヨーグルトを探して離乳食に使いましょう。

無糖のプレーンヨーグルトでも野菜や果物のソースとセットになった物も市販されていますので、試してみるのも良いでしょう。また、無糖のプレーンヨーグルトに「野菜」「バナナ」「リンゴ」などをすりつぶして混ぜると、離乳食に自然な甘さがつきます。

ヨーグルトの離乳食を赤ちゃんに食べさせるときの注意点は?

離乳食のヨーグルトを毎日食べさせたいママは、ヨーグルトの成分表を確認するだけでなく食べ方にも注意が必要です。特に乳幼児が初めてヨーグルトを口にしたとき、酸っぱい味が苦手な場合もあります。毎日離乳食で無理に与えてしまうとヨーグルト嫌いになるかもしれません。また、1回に食べる量も気になるところです。食べる量や進め方のコツを紹介します。