赤ちゃんの歯ぎしりの原因は?対策は必要?歯医者さんには行くべき?
【医師監修】「赤ちゃんなのに歯ぎしりするの?」と疑問に思い、心配になるママも多いのではないでしょうか。実は赤ちゃんの歯ぎしりはお口の発達に必要なことなのです。ここでは赤ちゃんの歯ぎしりの原因や対策、歯医者さんには行くべきなのかをご説明します。
赤ちゃんなのに歯ぎしりするの?
初めての育児はちょっとしたことも不安になってしまいますよね。中でも赤ちゃんの歯ぎしりは見ていて「大丈夫なの?」と思うママも多いでしょう。
なにも食べさせてないのにもぐもぐしてる…?
— ろろ (@R1cxke) October 18, 2017
と思って抱っこして観察してみたら歯ぎしりだった。
歯ぎしりwwwww
赤ちゃんもするものなのか(*゚ェ゚*)
乳児期である生後1歳までに始まる赤ちゃんの「歯ぎしり」は、「成長過程」の一部なので心配いりません。歯ぎしりをすることでこれから始まる離乳食の時期に向けて、赤ちゃんのお口は発達しているのです。
赤ちゃんの歯ぎしりはだいたい2歳半まで
乳幼児期の「歯ぎしり」は全体の10%〜20%程度の赤ちゃんが経験しています。歯ぎしりが始まる時期は乳歯が生え始める生後6か月あたりから1歳までの乳児期に多く、一般的には歯が生え揃う2歳半ごろには落ち着くと言われています(※1)。
しかし、落ち着くタイミングには個人差があるので、2歳半を過ぎてもなかなか歯ぎしりが落ち着かない場合も、その子の個性としてあたたかく見守っていきましょう。
赤ちゃんが歯ぎしりをする原因
「歯ぎしり」は多くの乳幼児期の赤ちゃんが生後1歳までに経験する「成長過程」の一つなので心配いりません。しかし、育児をしていく中でやはりなぜ歯ぎしりをするのか気になるママもいるでしょう。ここでは赤ちゃんが歯ぎしりをする「原因やストレスとの関係性」についてご説明します。
赤ちゃんの歯ぎしりはストレスのせい?
大人の歯ぎしりはストレスが原因のイメージがありますが、赤ちゃんの歯ぎしりは成長過程によるものなので、「ストレス」とは関係ないことがほとんどです。ただし、無理に歯ぎしりをやめさせようとしたり、「環境が大きく変化」すると赤ちゃんにストレスがかかります。その場合、ストレスが原因で歯ぎしりが起こってしまうことがあるため、注意が必要です。
また、ママが育児などでストレスを感じていると、それを赤ちゃんが感じ取ってしまうと言われています。初めての育児でストレスを感じることもありますが、ママと赤ちゃんがストレスなく過ごせるよう、自分なりに育児を工夫してみるのも大切です。
(育児ストレスについては以下の記事も参考にしてみてください)
歯ぎしりは赤ちゃんの成長の証
乳児期に歯が生え始めてくると赤ちゃんはお口がむず痒くなり、歯ぎしりによって「むず痒さを解消」させようとします。また、歯が生え始めてくると離乳食を食べるようになります。離乳食を食べるためには「咀嚼の練習」や「顎の発達」が必要となり、これらに歯ぎしりは重要な役割をはたすのです。他にも、次に生えてくる歯の準備をするためともいわれています。
歯ぎしりは幼児期に入ると成長とともに落ち着きます。赤ちゃんがこれから離乳食を上手に食べるために頑張って歯ぎしりをしているんだなと、温かい気持ちで応援してあげましょう。
マキ先生
小児科医
歯が生えてくる前後は物を噛んでむず痒さを解消しようとする行動が見られますし、小さな可愛い歯が生えてきたら歯と歯をこすり合わせて鳴らすのがマイブームになる子もいるようです。
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