産後の頭痛の原因や対処法は？いつまで？病気の可能性は？体験談あり

精神的に追い詰められると自分がうつ状態かどうか自覚症状がありません。うつなど精神的な不調は、脳が痛みを敏感に感じる原因となっている可能性もあります。こめかみや頭が締め付けられるような痛みを感じたら何科を受診したらいいのか迷いますが、精神的に落ち込んでしまったら、迷わず精神科を受診することは良い対処法になります。

産後の頭痛で吐き気や寒気を伴う場合は、片頭痛や緊張性頭痛の可能性が高いですが、まれに妊娠高血圧腎症とそれに伴う子癇（しかん）と呼ばれる病気の可能性があります。頭痛がしたら我慢せず、すぐに受診して原因を突き止めて対処してください。

妊娠高血圧腎症はタンパク尿を伴う高血圧で、妊娠20週以降に発症するものです。 子癇は妊娠高血圧腎症の女性に起こるけいれん発作で、ほかに原因がないものをいいます（※2）。

妊娠高血圧腎症や子癇になると頭痛がします。対処をせずに放置していると、意識障害によって昏睡状態となり、最悪の場合脳浮腫や死に至る危険性もある怖い病気です。頭痛で吐き気、目のかすみ、寒気などが起こったら早めに病院を受診しましょう。何科で受診したらいいのか迷いますが、産婦人科の医師に相談してみてください。

産後は赤ちゃん中心の生活になるため、頭痛がつらくても我慢してしまうママもいるでしょう。産後のママの体はホルモンバランスの変化によって非常に不安定です。産後の片頭痛の対処法を４選ご紹介しますので治し方の参考にしてみてください。