夜泣きの放置は『ほったらかし』とは別!放置するための過程や注意点を解説!

【医師監修】夜泣きは放置してもいい?夜泣きや育児に対する海外の考え方や、放置とほったらかしとの違いを解説します。また、夜泣きを放置する過程やその注意点も紹介!夜泣き放置の赤ちゃんへの影響や、夜泣きから解放されるための対策も紹介します。

( 4ページ目 )
Contents
目次
  1. 海外では夜泣きを放置するって本当?
  2. 夜泣きの原因は?
  3. 夜泣きの放置と『ほったらかし』は違うことに注意!
  4. 夜泣きを放置するための過程を紹介!
  5. 夜泣きを放置する際の注意点は?
  6. 夜泣きを放置することで赤ちゃんへの影響はある?
  7. 夜泣きから解放されるための対策
  8. 夜泣きの放置に関する体験談!
  9. 夜泣きを放置して赤ちゃんを見守ろう!

日中のスキンシップと同じくらい大切なのが寝る前の声掛けです。抱っこしてあやすのではなく、赤ちゃんを横にして睡眠の体勢になった状態で声をかけましょう。横になった状態でもママが近くにいるという安心感を得ることができます。

夜泣きから解放されるための対策

夜泣きは放置してもいいとはいっても、その間ママは眠れませんし、大きな声でずっと泣かれると近隣への迷惑のことも気にかかりますよね。できれば夜泣きから解放されたいと考えるママやパパは多いでしょう。そこで、夜泣きから解放されるための対策を紹介します。

起きる時間を決める

夜泣き対策としてまずは、朝起きる時間を一定にしましょう。睡眠時間がたくさん必要な赤ちゃんにとっても、睡眠サイクルを整えることは大切です。朝は同じ時間に毎日起こすようにしましょう。そうすることで、朝晩の時間感覚が身についてきます。(※1)

夜泣きは、眠りのサイクルが定まっていないことで起こりやすともいわれるので、眠りのサイクルを覚えるよう手助けしましょう。

(赤ちゃんの夜泣きについては以下の記事も参考にしてみてください)

【赤ちゃんの夜泣き】原因・対策を理解し、育児ストレス軽減しよう!

太陽の光を浴びる

太陽の光をしっかり浴びることも、夜泣きを減らす対策です。大人になると、自分で睡眠時間を管理できますし時計で時間を確認できますが、赤ちゃんにはできませんよね。昼と夜の間隔を覚えてもらうためにも、日中は太陽の光を浴びせましょう。

まずは、朝起きてすぐに朝日を部屋に取り入れてみてください。そして、昼間も少し光にあたりましょう。そうすることで、自然と昼と夜の区別を覚え、睡眠のサイクルが身についてきます。

昼間にたくさん遊ぶ

夜泣きを減らすためには、昼間にしっかり遊びましょう。昼間にたくさん遊び体力を消耗すると、自然と睡眠が深くなり夜にゆっくり眠るようになります。夜泣きは睡眠が浅いときに起こりやすいため、昼に赤ちゃんが遊び疲れればそのぶん夜泣きの回数は減るでしょう。

また、昼に遊んだあとの昼寝の時間を増やし過ぎないようにしましょう。

マキ先生

小児科医

昼間に遊びすぎて疲れたり、刺激が強すぎても夜泣きがひどくなる場合もあるのでご注意を。

音楽を流す

眠るときに音楽を流すというのも、夜泣き対策には効果的です。赤ちゃんは不安感によって泣き始めることも多いです。そのため、リラックスできる音楽を流して安心感を与えましょう。オルゴールなどの優しい音色のものなど、様々な音楽を試してみてください。

ただし、音楽に関しては個人差があるので、静かなほうが寝付ける子もいます。音楽の種類や音楽の有無で、どの程度夜泣きに差があるか試してみましょう。

入眠儀式

入眠儀式は、赤ちゃんのスムーズな睡眠導入に効果的です。入眠儀式とは、眠る前に毎日同じことをすることです。眠る前に特定のことを習慣づけ、安心感を得たり、自然と眠りに誘いやすくなります。

入眠儀式には様々ありますが、絵本の読み聞かせや子守唄などが人気です。赤ちゃんの好みもあるので、はじめはいろいろと試してみてもいいですね。

(寝かしつけに人気の音楽については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんの寝かしつけに人気の音楽・動画17選!寝かしつけにも!

カモミールティーを飲ませる

夜泣き対策としては、寝る前にカモミールティーを飲ませるのもいいでしょう。カモミールティーには、リラックス効果や、身体を温める効果があり、寝つきを良くすると言われています。

カモミールティーを飲ませるタイミングは、離乳食を食べられるようになってからにしましょう。また、赤ちゃんが飲める温度にしっかり冷まし、3倍ほどに薄めてみてください。赤ちゃん用のカモミールティーも販売されているので、そちらを選んでもいいですね。なお、他の食材と同様にアレルギーの可能性を考慮する必要があることも注意点です。

(3歳の夜泣きについては以下の記事も参考にしてみてください)

3歳なのに夜泣きがひどい…原因や対策は?もしかして病気?体験談も