赤ちゃんにマスクはいつからOK?乳児には危険?効果的な風邪予防対策も!
【医師監修】風邪が流行る時期、赤ちゃんのマスクについて考える人はいるでしょう。赤ちゃん用のマスク効果、いつから使えるのかや、買える場所、おすすめ商品を紹介します。マスクの付け方・練習法や、嫌がられた時の対処法、マスク以外の風邪予防対策も解説していきます。
人混みへの外出は避ける
たくさんの人が集まる場所は、さまざまな感染症をもらってしまうリスクが高まります。気晴らしにショッピングモールなどにでかけ、リフレッシュしたいママやパパも多いことでしょう。しかし人混みに赤ちゃんを連れていけば、ウイルスに触れる時間も長くなります。
特に風邪やインフルエンザが流行っている時期は、不用意な外出は悪影響となりますので避けるようにすると安心です。
空気の乾燥に注意する
風邪やインフルエンザが流行る冬は空気が乾燥しているため、ウイルスが蔓延しがちです(※1)。乾燥する時期になったら加湿器などを使用して、部屋の湿度を程よく保つことが大切になります。湿度を保つことは風邪対策だけでなく、赤ちゃんの肌にも良い影響を与えることができるのでおすすめですよ。
(赤ちゃん・新生児の部屋の湿度については以下の記事も参考にしてみてください)
ベビーカーカバーを使用する
ベビーカーカバーはベビーカーにカバーをかぶせることで、ベビーカーに乗っている赤ちゃんを外の刺激から守ってあげることができるベビー用品です。赤ちゃんをベビーカーに乗せている時にベビーカーカバーをしていれば、咳やくしゃみによって飛んでいるウイルスに触れることもありませんし、ウイルスの付いた物を赤ちゃんが触ってしまう心配もありません。
主に雨や紫外線、花粉などの影響に対するものですが、中にはウイルスにも対応するベビーカーカバーも販売されているのでチェックしてみてくださいね。
(ベビーカーカバーについては以下の記事も参考にしてみてください)
抱っこ紐フードカバーを使用する
抱っこ紐に付属しているフードカバーは、抱っこ紐で抱っこされている新生児や乳児の頭を覆うことのできるベビー用品です。周りの人の咳やくしゃみで飛び散ったウイルスによる飛沫感染や、空気中に漂う花粉から赤ちゃんを守ることができます。
しかし覆っているのは頭の部分だけなので、赤ちゃんの手などを守ることはできません。赤ちゃんの手に付着したウイルスを赤ちゃんがなめてしまえばウイルスに感染するリスクが高まりますが、抱っこ紐フードカバーをしないよりは気持ち的に安心できるでしょう。
赤ちゃん用のマスクの使用は慎重に!
赤ちゃん用マスクは0歳の新生児から使えるものや、1歳半から使えるものまでさまざまなものがあります。風邪予防のため、花粉の影響を与えたくないママは赤ちゃん用マスクの使用方法を守り、危険が及ばないように見守りながら赤ちゃん用マスクを使用してみましょう。赤ちゃんにマスクをさせる際は、いつから使えるのかを必ずチェックしましょう。
近くのドラッグストアで簡単に赤ちゃん用マスクを手に入れられないママや、試しに赤ちゃんにマスクをしてみたいママは、手作りの赤ちゃん用マスクを作るのもおすすめです。市販のマスク同様に、赤ちゃんに危険が及ばないよう見守ることは忘れないでくださいね。
風邪から赤ちゃんを守るのはマスクだけではありません。赤ちゃんにマスクをするのが否定的なママ・パパや、赤ちゃんが嫌がってマスクをしてくれない場合には、さまざまな風邪予防対策を試してみましょう。マスクをしてくれる赤ちゃんでもマスクだけに頼ることなく、ほかの方法とマスクを併用して風邪対策を行っていくようにしてみましょう。
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