おんぶはいつからOK?やり方の注意点や、おんぶ紐の正しい使い方も!

【医師監修】この記事ではおんぶはいつからできるのかや、赤ちゃんをおんぶするメリットのほか、おんぶをする時のポイント・注意点を紹介していきます。また、おんぶ紐の選び方・正しい使い方や、おすすめのおんぶ紐15選も紹介するので、いつからおんぶをするかの参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. おんぶはいつからできる?
  2. 赤ちゃんをおんぶするメリットは?
  3. おんぶする時のポイントは?
  4. 赤ちゃんをおんぶする時の注意点
  5. おんぶ紐の選び方は?
  6. おんぶ紐の正しい使い方は?
  7. おんぶ紐のおすすめ15選!
  8. おんぶで赤ちゃんとコミュニケーションをとろう!

おんぶをしているときに赤ちゃんとパパ・ママの間に隙間ができてしまうと、そこから赤ちゃんが落下してしまう事故に繋がることがあります。そのためおんぶをするときにはしっかりと体を密着させるようにしましょう。

また、赤ちゃんとパパ・ママの体が密着していないと、過度に頭や体が揺さぶられることで「揺さぶられっ子症候群」を引き起こしてしまう可能性もあります。おんぶをしている最中におんぶ紐が緩んできたり体が少し離れてきたりしたと感じた場合は、すぐにおんぶをし直すようにしてくださいね。

(揺さぶられっ子症候群については以下の記事も参考にしてみてください)

揺さぶられっ子症候群とは?高い高いはNG?症状や赤ちゃんをあやす注意点も

赤ちゃんをおんぶする時の注意点

おんぶのやり方やおんぶ紐の使い方を間違えてしまうと、赤ちゃんに過度な負担がかかってしまったり、重大な事故に繋がってしまったりことがあります。そのようなことにならないために注意することを2つ紹介していきます。

周囲の障害物に注意する

赤ちゃんをおんぶしているときは、後方にも注意が必要です。後ろを常に目視することはできないので、赤ちゃんをおんぶしているときにはいつも以上に周囲の障害物に気を付ける必要があります。

また、おんぶをすることで赤ちゃんの手が届く範囲が広がっているため、普段は触れないようにと高い位置に置いてあるものでも気が付かないうちに赤ちゃんが手にとっているということも起こり得るのです。赤ちゃんをおんぶする際には常に周りに目を向けるようにしましょう。

富田規彦

小児科医

おんぶをしていると、どうしても赤ちゃんの様子が分かりにくくなります。人がたくさんいる所、1m前後の高さに障害物があるような所では、特に注意して下さい。

落下事故に注意する

おんぶ紐で固定されていても、赤ちゃんが動いたりパパ・ママがかがんだりした拍子に赤ちゃんがおんぶ紐から抜けてしまい落下する、という事故は少なくありません。落下事故はケガだけでは済まないこともあります。

そのような事故が起こらないように、おんぶ紐が緩んでいないか、パパ・ママと赤ちゃんの間に過度な隙間ができていないかをこまめにチェックするようにしてくださいね。

おんぶ紐の選び方は?

いざおんぶ紐を選ぼうとなっても、種類がたくさんあるためなにを基準にすればよいのか迷ってしまうという人も多いです。おんぶ専用のものとおんぶと抱っこの両用できるものの2項目に分類してそれぞれの選び方の基準を紹介していきます。

おんぶ専用紐の選び方

おんぶ専用のおんぶ紐は作り自体が非常にシンプルで、慣れるととても使いやすいです。また、抱っこ・おんぶ兼用紐に比べるとコンパクトに折りたたむことのできるものも多いので、持ち運びがとてもしやすいというメリットもあります。

おんぶ専用紐には、赤ちゃんの頭を支えてくれるパッドが付いているものと付いていないものがあります。パッドが付いているものの方がおんぶをしたときに赤ちゃんが安定しやすくなるのでおすすめです。

しかし、パッドが付いていると洗濯をした際に乾きにくかったり、素材によっては赤ちゃんが蒸れやすくなってしまうということもあります。パッドが取り外し可能なものやパッドの素材が蒸れにくいものを選ぶことで軽減されることもあるので、ぜひ検討してみてくださいね。

抱っこ・おんぶ兼用紐の選び方