離乳食の2回食はいつから?タイミング・量・時間・メニューなど進め方のポイントは?

【医師監修】離乳食の2回食を始める目安、量・時間などの進め方や、メニュー例を紹介します。後半では、食べない時の対処法や、ミルクを与える量、体験談も紹介します。いつから離乳食の2回食にするか、いつから量を増やすかなどの疑問や悩みを解決しましょう。

Contents
目次
  1. 離乳食の2回食はいつから?始めるタイミングは?
  2. 離乳食の2回食の進め方!量・時間など
  3. 離乳食の2回食のメニュー例を紹介!
  4. 赤ちゃんが離乳食の2回食を食べない時の対処法は?
  5. 離乳食が2回食になったらミルクは飲ませる?
  6. 離乳食の2回食に関する体験談
  7. 離乳食の2回食は焦らずに進めよう!

離乳食の2回食はいつから?始めるタイミングは?

離乳食は、月齢だけでなく赤ちゃんの発達の様子を見ながら進めます。育児が初めてのママは、離乳食を次の段階に進める目安が分からず困惑してしまうでしょう。

一般的に、ペースト状の離乳食を上手に飲み込めるようになったら、生後7~8ヶ月に1日2回離乳食を食べる「2回食」を開始します(※1)。以下から2回食に移行するポイントを詳しく見ていきましょう。

2回食を始めるタイミング

離乳食を始めてから1ヶ月程経った頃に2回食に進むのが理想的です。生後6ヶ月から離乳食を始めた場合、生後7ヶ月から2回食を始めると良いでしょう。

ただし、赤ちゃんが体調を崩している時や1回食が順調に進んでいない時は無理に2回食に進む必要はありません。赤ちゃんの体調や発達をしっかり確認して、離乳食を進めてくださいね。

渡邉恵里

小児科医

厚労省が出している授乳・離乳の支援ガイドが2019年に改定され、母乳育児における生後6ヶ月以降の鉄不足のリスクが注目されています。鉄が多く含まれるきなこやほうれん草、小松菜などを取り入れながら、二回食を進めていかれるといいでしょう。

2回食を始めるための見極めポイント

2回食を始めるための見極めのポイントは以下の3つです。

●10倍粥と主菜・副菜を食べ慣れているか
●赤ちゃん用茶碗3分の2程度の量の離乳食を食べきれるか
●赤ちゃんが唇を閉じて離乳食上手に飲みこめるか

赤ちゃんの発達を確認し、程よいタイミングで2回食に進めるようにしてあげてくださいね。

(ハーフバースデーの離乳食については以下の記事も参考にしてみてください)

ハーフバースデーの離乳食アイデア10選!生後6ヶ月のお祝いプレートを紹介!

離乳食の2回食の進め方!量・時間など

赤ちゃんの離乳食を1回食から2回食へ進める時、量や時間帯について悩んでしまいますね。2回食に進める時は、食事の回数や食材の固さが変わります。急な変化によって赤ちゃんのお腹がビックリしないよう、進め方に注意してくださいね。

2回食の量

2回目の離乳食は、いつも食べている離乳食の4分の1~3分の1ほどの量から始めてくださいね。2回食を食べるリズムがついてきたら、徐々に量を増やしましょう。最終的に、1回食と2回食で同じくらいの量を食べさせるようにします。

2回食を食べさせる離乳食中期は7~8ヶ月と言われていますが、赤ちゃんの発達は個人差が大きいので7ヶ月に2回食を始められなくても慌てる必要はありません。赤ちゃんの発達のペースに合わせてあげてくださいね。

(離乳食のおすすめグッズについては以下の記事も参考にしてみてください)

離乳食グッズのおすすめ25選!簡単に時短できる便利な調理器具などを紹介!

2回食の時間

2回食は、1回目を10時前後、2回目を16時前後に食べさせるのが理想的です。

離乳食を毎日同じ時間に食べさせることで、赤ちゃんの生活リズムを整えることができます。お昼寝の後など赤ちゃんの機嫌が良い時やママの手が空く時など、毎日同じ時間に離乳食を食べさせられるよう、食事のタイミングをしっかり考えて設定すると良いでしょう。

なお、2回食の時間を設定する時は、1回目の食事と2回目の食事の時間を4時間以上空けるようにしてくださいね。

食材の固さ

赤ちゃんに離乳食を食べさせる時は、食材の固さに注意しましょう。2回食をはじめてすぐの時期は、ヨーグルトくらいの硬さを目安に離乳食を作ってくださいね。

赤ちゃんが2回食に慣れ、口をモグモグさせながらご飯を食べるようになったら、絹ごし豆腐程度の固さにします。ごはんの固さは、10倍粥から7倍粥へ徐々に移行させましょう(※1)。赤ちゃんの食事の様子を見て、時期を見計らいながら食材の固さを調整してあげてくださいね。

(おすすめのレトルト離乳食については以下の記事も参考にしてみてください)

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