幼稚園の費用の相場は？私立・公立で違う？保育料以外でかかる費用は？

幼稚園には2種類あり、それは私立幼稚園と公立幼稚園です。私立幼稚園は社会福祉法人や学校法人が運営していることが多く、その他にキリスト教会や仏教寺院が運営している園もあります。公立幼稚園は全て自治体が運営している園です。

私立幼稚園は独自の教育方針があり、入学するには受験をしなくてはいけない園もあります。具体的な特徴は保育時間の延長があり、通園方法はバスでの送迎が基本となります。昼食はママのお弁当は少なく、給食がほとんどです。保育時間後のおけいこ教室があります。

公立幼稚園はのびのびとしていて教育方針の差はさほどありません。具体的な特徴は保育時間の延長は無く、通園方法はバスは少なく送り迎えをするのが基本となります。昼食はお弁当がほとんどです。保育時間後のおけいこ教室は一切ありません。私立幼稚園と比べて学費が大幅に安いのも特徴の一つです。

（給食については以下の記事も参考にしてみてください）

私立幼稚園は運営が複数あることで教育方針にもばらつきがありますが、大きく分けると二種類になります。たくさんの遊び方などを学ぶ「のびのび系幼稚園」と、読み書きや数、足し算、英語などを学ぶ「お勉強系幼稚園」です。そして、公立幼稚園はのびのび系幼稚園なので遊び方を多く学ぶことが多いとされています。

子供の幼児期をどのように送らせるかで幼稚園の選び方は変わってきます。幼児期に遊び方などを学び、自由に過ごしてほしければのびのび系幼稚園を選択し、幼児期から遊び方よりも早期教育を身につけてほしければお勉強系幼稚園を選択すると良いでしょう。

下記の体験談のように、各家庭で子供の幼児期による教育方針を見つけておくといいかもしれませんね。子育てに1番関わりのあるママが子供の様子を見て興味があるものなどを知り、重点におくといいでしょう。しかし、ママだけに子育てを任せずに家族も積極的に子育てに協力し、子供の様子を見ることも大事です。

私立・公立の幼稚園は運営や教育方針の違いだけではなく、費用（学費）にも大きな違いがあります。3年保育で私立幼稚園の費用は公立幼稚園の約2.5倍とされています。私立幼稚園の費用の平均は約110万円で、公立幼稚園の費用の平均は約45万円です。この数字は文部科学省の調査結果となります。

これから子育てをしてく上で、子供が成人になるまでにかかる費用は平均約1千万円にもなるのです。子供に合った幼稚園を選ぶのが理想的ですが、家庭の事情により費用面で選択することも大事でしょう。

幼稚園と保育園の違いを大まかに言うと、幼稚園は育児期間の幼児期3歳から6歳までの間、9時～約14時までに教育を行う場所です。そして、保育園は育児期間の乳幼児期の0～1歳から6歳までの間、約7時半～約18時まで預かる場所となります（※1）。費用は幼稚園に比べると保育園の費用は格段と安いのも異なる部分です。

幼稚園と保育園では学力面で差があるように思われがちですが、幼稚園でも遊び方をメインにお勉強をしない園もあります。反対に保育園で英会話やお勉強をメインにしている園もあるので、園それぞれと考えましょう。

特に幼児期になると、可愛い我が子でもずっと一緒にいると育児疲れをしてしまうものです。幼稚園や保育園が、ママの子育ての支えや子育てのサポートになるといいですね。子育ての手助けの場として、保育園や幼稚園に預けるという考え方があってもいいかもしれません。

（保育園については以下の記事も参考にしてみてください）