赤ちゃんが食べてはいけないもの一覧!危険な食べ物のリスク、いつからOKなのかも!

赤ちゃんが食べてはいけないものを知らないママは意外とたくさんいます。赤ちゃんが食べてはいけないもの、アレルギーが出やすい食材や、いつからOKなのかなどを紹介します。離乳食に控えた方がいい食材・調味料や、初めての食材を与える際の注意点も紹介しますよ。

Contents
目次
  1. 赤ちゃんが食べてはいけない食材は?いつからOK?
  2. 赤ちゃんにアレルギーが出やすい食材は?いつからOK?
  3. 赤ちゃんの離乳食で控えた方がいい食材・調味料は?
  4. 赤ちゃんに初めての食材を与える際の注意点
  5. 赤ちゃんが食べてはいけない食材を把握しておこう

赤ちゃんが食べてはいけない食材は?いつからOK?

赤ちゃんが食べてはいけない食材には、どのような物があるのでしょうか?また、いつから食べて良いのでしょうか?赤ちゃんが食べてはいけない食材や、その食材をいつから食べられるようになるのか、表を使って紹介していきます。

食品名 5~6ヶ月 7~8ヶ月 9~11ヶ月 1歳~1歳半 1歳半~
ハチミツ × × ×
青魚 × × ×
マグロ ×
お刺身 × × × ×
貝類 × × ×
肉類 ×
エビ・カニ・イカ × × × ×
牛乳 ×
全卵 ×
そば × × ×
大豆 × × ×
ピーナッツ × × ×
ごま × × ×
山芋 × × ×
お餅 × × × ×
ハム・ソーセージ × × ×
かまぼこ・ちくわ・はんぺん × × × ×
こんにゃくゼリー × × × ×
ケーキ × × × ×
チョコレート × × × ×
アイスクリーム × × × ×
スナック菓子 × × × ×
ファーストフード × × × ×
水道水 × × ×
コーヒー・紅茶・緑茶 × × × ×
ジュース・炭酸飲料 × × × × ×
ケチャップ × × ×
マヨネーズ × × ×
香辛料 × × × × ×

ハチミツ

ハチミツは、赤ちゃんが食べてはいけない食材として有名ですね。

ハチミツには、ボツリヌス菌が含まれている可能性があります。ボツリヌス菌が体内に入り乳児ボツリヌス症を起こすと、便秘・手足の動きが少ない・ミルクを飲む力が弱いなどの症状が起こります。中には乳児が死亡した例もありますので、赤ちゃんが1歳になるまではハチミツを与えないようにしてくださいね。

(赤ちゃんがいつからハチミツを食べられるのかについては以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃん・乳児にはちみつはNG?理由は?いつからOK?ボツリヌス症にかかることも!

青魚

サンマやサバなどの青魚には、DHAやEPAなどの脂肪酸がたくさん含まれていますね。とても優れた食品ではあるのですが、アレルギー症状が出てしまう可能性があります。完了食が終わる時期に、新鮮な青魚を十分に加熱して与えるようにしましょう。

マグロ(赤身)

中トロや大トロは脂肪分が多いので離乳食期の赤ちゃんには食べられません。しかしマグロの赤身なら、よく加熱をすれば離乳食中期から食べることができます。ただ、パサパサしているので赤ちゃんが食べにくい可能性があるでしょう。離乳食後期になり、歯ぐきで食べ物を噛めるようになってから与えることをおすすめします。

なお、刺身は食中毒の心配がある上に消化が悪いので、離乳食期に食べさせることはできません。

刺身(生魚)

生魚はあまり消化が良くありませんので、子供が離乳食を卒業してから与えてみてくださいね。

ただし、離乳食期を過ぎていても、生魚を食べることで細菌に感染し食中毒になる可能性がありますので、できるだけ新鮮な魚を食べさせてあげるようにしましょう。

貝類

赤ちゃんが食べてはいけない食べ物だと思われがちですが、牡蠣(カキ)は柔らかいので、よく加熱すれば赤ちゃんに食べさせることができます。その他の貝類は消化しにくいので、1歳以降になってから与えるようにしましょう。

なお、牡蠣やハマグリ、あさりなどの2枚貝はノロウイルスにより食中毒になってしまう可能性があります。新鮮な貝を、十分に加熱してから与えるようにしてくださいね。

肉類

いつから赤ちゃんに肉類を与えてよいのか悩んでしまうママは多いですね。しかし、しっかりすりつぶした鶏のささみなら離乳食初期の後半頃から食べさせることができますよ。

また、離乳食中期には脂肪分の少ない豚や牛のひき肉や皮を取り除いた鶏モモ肉などを食べることができるようになります。離乳食完了期であれば、食べやすい大きさに切ったばら肉を食べられるようになるでしょう。

もし赤ちゃんに卵アレルギーがある場合は、鶏肉を与える時期を遅らせるほうがよいという考え方があることを知っておきましょう。また、肉類の調理が不適切だとサルモネラ菌などに感染する可能性もありますので、十分に加熱をしてから赤ちゃんに与えるようにしてくださいね。

エビ・カニ・イカ

エビ・カニ・イカは、消化が悪い上にアレルギーを起こしやすい食べ物です。1歳半以降になれば赤ちゃんに与えることができるようになりますが、その際もよく加熱するようにしましょう。

エビにアレルギーがある赤ちゃんの場合、桜えびなどにも注意する必要があります。なお、イカは、赤ちゃんが奥歯で噛めるようになってから与えるようにしましょう。

牛乳