赤ちゃんへの薬の飲ませ方&使い方!粉薬・シロップ〜目薬まで種類別のコツ!

赤ちゃんへの薬の飲ませ方に戸惑うママやパパも多いでしょう。薬を飲ませる時の注意点を説明した上で、《粉薬》《シロップ薬》《目薬》など種類別に飲ませ方と使い方を紹介します。赤ちゃんが薬を嫌がる、飲まない、吐く時の対処法も紹介します。チェックしてみてください。

( 3ページ目 )
Contents
目次
  1. 赤ちゃんに薬を飲ませる際の注意点
  2. 赤ちゃんの《粉薬》の飲ませ方
  3. 赤ちゃんの《シロップ薬》の飲ませ方
  4. 赤ちゃんの《錠剤薬》の飲ませ方
  5. 赤ちゃんの《座薬》の与え方
  6. 赤ちゃんの《目薬》のさし方
  7. 赤ちゃんの《点耳薬》の使い方
  8. 赤ちゃんが薬を嫌がる・飲まない・吐く時は?
  9. 赤ちゃんへの薬の飲ませ方を知っておこう

普通に水で飲ませる

錠剤はくっつきやすいので薬を口に入れる前に水を飲ませ、口の中を湿らせておきます。舌ののどに近い方に錠剤を置いたらすぐに水を飲ませましょう。その後、口の中に錠剤が残っていないか確認しましょう。

食べ物と一緒に飲ませる

水だけで飲むのが難しい場合は、ゼリーやヨーグルトなど食べ物とともに飲ませます。薬局などで販売されている服薬補助ゼリーを使うのもひとつの手です。ゼリーでもこんにゃくゼリーは、のどにつまらせてしまう危険性があるので使用しない方がよいでしょう。

(赤ちゃんにいつからゼリーを食べさせてよいのかについては以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんにゼリーはいつからOK?あげる際のアレルギーや窒息の注意点を解説

赤ちゃんの《座薬》の与え方

坐薬は肛門(こうもん)に挿入する薬で、解熱剤や吐き止めによくある形の薬です。薬を肛門に入れる前に手をよく洗いましょう。袋を開けて坐薬を取り出します。坐薬の半分を使用する指示がある場合は、きれいなカッターなどで斜めに切ります。おむつを替えるように足を持ち上げ、坐薬のとがった方から肛門に挿入しましょう。

入れ終わったら坐薬が出てこないよう、ティッシュなどを用いて押さえ、坐薬が出てこないことを確かめたらきれに手を洗います。坐薬は体温でも溶けてしまう薬です。次に使う時まで冷蔵庫で保管しておくとよいでしょう。冷たすぎる坐薬は刺激を与えてしまうため、再度使う場合は常温に戻してから使うようにしましょう。

(赤ちゃんの発熱時のお風呂に関しては以下の記事も参考にしてみてだくさい)

赤ちゃんは微熱ならお風呂に入れてOK?基準は何度?風邪中の入浴時の注意点も

赤ちゃんの《目薬》のさし方

赤ちゃんに目薬をさす時は、まずママの股の間に赤ちゃんの頭を入れて動かないようにします。目をつぶらせて目頭あたりに1滴落とし、この状態でまばたきをさせると目の中に薬が入ります。流れ出た目薬は優しくふき取ってあげましょう。

赤ちゃんが涙を流している状態では目薬も一緒に流れてしまうため、泣いていない時にさすようにしましょう。もし嫌がってなかなかさせない場合は、寝ている時にさすようにします。

赤ちゃんの《点耳薬》の使い方

点耳薬が冷えていると、薬を耳に入れた後にめまいを起こすことがあります(※2)。点耳薬を赤ちゃんの耳に入れる前に手で覆い、人肌に温めておきましょう。入れる方の耳を上にして、耳の穴の壁から垂れていくように薬を入れます。

耳たぶをつかんで少し回し、全体に薬がいきわたるようにします。ある程度の時間そのまま寝かせておきましょう。点耳薬が耳からあふれてしまった場合は、きれいにふき取ります。

(新生児の耳の病気については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんが耳を触る原因や対処法は?中耳炎かも?チェック方法は?

赤ちゃんが薬を嫌がる・飲まない・吐く時は?

薬は早く病気が治るように早めに飲ませたいですが、赤ちゃんによっては薬の苦みや飲みにくさに拒否反応を起こす子もいるでしょう。また、飲んだ後に気持ち悪くなってしまい吐く赤ちゃんもいます。そのような時はどのように対応したらよいのでしょうか。赤ちゃんが薬を嫌がって飲まない時、吐く時の対応を紹介します。

服薬補助ゼリーを使ってみよう