赤ちゃんが頭をぶつけた時の対処法は?泣かない時や嘔吐の際は?
【医師監修】赤ちゃんが頭を打つってそんなに危険なのでしょうか。お母さんが赤ちゃんを抱っこしているときでも、頭をぶつけることがあります。頭を打つ状況とはどんなときなのか、頭をぶつけたときの対応は?防止策は?今回は頭をぶつける危険をチェックし、ぶつけた後の対処を考えましょう。
頭をぶつける前とぶつけた後を比較して、赤ちゃんの様子が何かおかしいと思ったら
たとえば、頭をぶつけたけれど、泣かないし、機嫌も悪くない、いつものようにミルクも飲むし、反応も変わった様子はない。というのであれば、頭をぶつけたことによる影響は一刻を争うという状態ではないと判断できます。
また、頭を触ってみてもへこんだ部分もなく、たんこぶもできていないし、ぶつけたところを触っても嫌がる様子もないということであれば、落ち着いてしばらく観察をつづける程度で問題無い可能性が高いと判断できます。
しかし、頭にへこんだ部分もなく、たんこぶもないのに、何となく機嫌が悪い、いつもと反応が違うのでれば、病院を受診しましょう。かかり付けの小児科、あるいは脳外科のある病院を受診するようにしましょう。
赤ちゃんが頭を打つ状況とは
頭をぶつけることの多い赤ちゃんですが、どのような状況のときに注意をしておけば良いのか、対策と防止を考えながら確認しておきましょう。
頭を打つ状況1. 抱っこ中にはどんな時に頭をぶつけることが多い?
赤ちゃんを、抱っこ紐を用いて抱っこするママやパパは多いと思います。抱っこ紐を使っているから安心と思いがちですが、意外と多いのが紐の緩みによって赤ちゃんを落下させてしまった、あるいはひっくり返りそうになって頭をぶつけたという事例です。
対策・防止策として、抱っこ紐は使う前に点検をして、問題はないかを確認しましょう。また赤ちゃんを抱っこ紐で抱き上げた場合も、緩みがないかを確認することが大切です。
頭を打つ状況2. おんぶ中にはどんな時に頭をぶつけることが多い?
赤ちゃんとのスキンシップはとても大切です。最近はおんぶ紐を利用して、家事などの仕事をするときに赤ちゃんをおんぶするママやパパが多いようです。赤ちゃんもママやパパの温もりを感じていられるので、安心するようです。
一方で、いくらおんぶをやりなれているママやパパであっても、急な動きをする場合、自分の体のスケールと赤ちゃんを背中におぶっている時のスケール感がズレ、赤ちゃんの頭を壁や曲がり角にぶつけてしまうことがあります。
おんぶする時に保護者自身の対策は、まず赤ちゃんをおんぶしていることを忘れないこと、急な動きはしないことを心がけることです。防止策のひとつには、赤ちゃんの頭の周りに中綿入りのガードを付けておくなども考えてみましょう。
頭を打つ状況3. 寝返りをするようになった赤ちゃんは、どんな時に頭をぶつけることが多い?
6ヶ月くらい経つと赤ちゃんは寝返りをはじめます。最初はゆっくりとした動きですから、頭をぶつけることも少ないのですが、だんだんと寝返りの動きもスピードも速くなり、ゴロンゴロン寝返りを打つようになります。そうなると、うつぶせの状態から勢いよくゴロンと寝返りを打った時など、頭を床にぶつけることがあります。
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