排卵日に基礎体温が上がる？下がる？原理を知って妊娠のタイミングを見極めよう！

ただし「基礎体温が一番下がる日が排卵日」というのには個人差があります。あくまでも「基礎体温が一番下がる日は近々排卵がある」という目安だと思ってください。

（排卵日前後の妊娠のタイミングについては以下の記事も参考にしてみてください）

しかしこの基礎体温は本当に0.3～0.5度の差なので、基礎体温の差なんてないように思う方もいるでしょう。体調や生活習慣が大きく関係していたり、無排卵といった症状を引き起こしていたりする場合もあるからです（※1）。

健康的な体作りは妊娠するために必須といえます。基礎体温を測ることで無排卵に気づくことにもなり、妊娠しやすい体作りのバロメーターにもなるのです。

妊活をされている方だけでなく、今まで基礎体温を測ったことがなかった女性はぜひ基礎体温をつけてみてください。それでは基礎体温の測り方や、どのようなことが基礎体温からわかるのかを見ていきましょう。

まずは基礎体温を正しく測り、自分の体について正確に知ることから始めましょう。基礎体温は毎朝同じ時刻に目を覚ました後、起き上がらず測ることが大切です。体を動かしてしまうと正しく測れなくなってしまうので、必ず起きる前に測りましょう。

正確な基礎体温を知るためには、脇で測る体温計ではなく舌の付け根で測る「婦人体温計」が良いです。妊活を頑張っている方は、ぜひ持っておくことをおすすめします。

（基礎体温の正しい測り方については以下の記事も参考にしてみてください）

女性ホルモンの動きを知ることができるのが基礎体温です。排卵日を知れるだけでなく、生理前の変化や無排卵に気づきやすくなり、ホルモンの乱れも把握することができます。このサインを生かして美容に役立てられますし、プライベートのプランも立てやすくなるでしょう。

妊活以外にも無排卵を知る手掛かりになるなど、女性は基礎体温をつけると良いことがあるのです。