高温期7日目から着床が始まる?症状は?過ごし方の注意点も
【医師監修】排卵から1週間が経ち、高温期の半分まできた高温期7日目。高温期7日目から着床が始まると言われていますが、具体的な症状を感じない限りは実感できないですよね。ここでは高温期7日目の着床の様子と、この時期に注意すべき過ごし方についてご紹介します。
高温期7日目で下腹部痛を感じた人の体験談
まずは下腹部痛を感じた方の体験談をいくつか紹介します。
YOTSUBA専属ライター
20代前半
おへそからこぶし1個下あたりにチクチクと痛みを感じました。
YOTSUBA専属ライター
30代後半
高温期7日頃に下腹部がキューっと痛んだ。
YOTSUBA専属ライター
30代前半
骨盤のちょうど真ん中あたりが痛みました。
下腹部痛の表現としては「チクチク」「ツンツン」「キュー」「ツーン」といった痛みが多いようです。痛みの持続時間には差があり、一瞬強く感じる人もいれば、微弱に感じられる程度の痛みが数時間続く人もいます。痛みを感じる箇所は、おへそより下の位置にある子宮からが多く、中には子宮の左右にある卵巣から痛みを感じる人もいるのです。
不妊治療で排卵誘発剤などを使用している人は着床後に卵巣が腫れやすく、痛みを生じる場合があります。そのまま放っておくと、卵巣に水が溜まってしまい入院措置が必要になる場合もあります。あまりにも痛む場合やお腹が大きく膨れる場合は医師に相談しましょう。
高温期7日目で基礎体温が上がるのはなぜ?
高温期7日目に、今までの高温期の平均的な基礎体温よりも少し上がることがあるのです。高温期の中頃に基礎体温が普段の体温よりも上がる現象のことを通称「二段上がり」と言います。二段上がりは、着床時に一時的に体温が下がる「インプランテーションディップ」現象とともに妊娠症状として知られています。
二段上がりはなぜ起きるの?
二段上がりが妊娠症状の一つであると分かれば、二段上がりはなぜ起きるのか、そのきっかけを知りたいですよね。
一般的に、排卵後に分泌される黄体ホルモンの影響で体温が高まり、体は「高温期」と呼ばれる状態になります。この黄体ホルモンは、受精卵が着床した際に通常の分泌量よりも増えていきます。この黄体ホルモンが増えた影響で、高温期の体温が二段階に上がると言われているのです。
通常の高温期の基礎体温と二段上がりの基礎体温の違い
通常の高温期の基礎体温では、個人差がありますが大体36.7℃ほどの体温を維持しています。しかし、高温期の体温が二段に上がる際にはいつもの高温期の体温よりも0.3℃ほど高くなります。そして、体温が上がったままの状態がしばらく続くのです。
先輩ママ
39歳
高温期7日目に低温期並みに体温が下がって。あー、もしかして生理の準備かとガッカリしていると次の日、高温期6日目より上がる現象が!37度を越えました。 その3日後、陽性反応がありました。 これが2段階上がりか!っと思いました。
基礎体温グラフをつけている人であれば、二段上がりの変化に気付きやすいでしょう。高温期の体温が二段に上がる現象がみられた際には、妊娠の期待ができますね。
(妊娠した時に基礎体温が上がる実例については以下の記事も参考にしてみてください)
高温期7日目はどう過ごすのがベスト?
「この時期から妊娠が始まっているかもしれない」となるとそわそわして、普段の生活のままでいいのか気になってしまいますよね。では、高温期7日目はどのように過ごすのが良いのか紹介します。
基本的にはいつも通りで大丈夫
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