【医師監修】生理で血の塊が！原因と対策！大きいときやレバー状のときは要注意！？

生理の時にもし血の塊を見つけたら大きさに気をつけて見てみてください。大きい梅干しくらいのレバー状の塊が出ていたり、血の塊が多くて大量に出ていることが何度も見られるような事があると、子宮内膜症や子宮筋腫の可能性を考えて病院を受診することをおすすめします。子宮内膜症や子宮筋腫の場合、妊娠しにくくなると言われています。

生理の時に梅干しくらいの大きいレバー状の塊が多く出ていなかったとしても、異常に経血量が多いという事があったら注意が必要です。今までの生理とは様子が違うなと感じることがあったら注意が必要です。

前章でも述べましたが生理で血の塊や経血量など、どのような症状が出たら病院へ受診した方がいいのでしょうか。子宮筋腫や子宮内膜症などの妊娠がしにくくなる病気に気付くためには早めの受診が必要です。（※2※3）

生理の時に大きいレバー状の血の塊や、大量の血の塊が出るなど経血量が異常に多い場合は婦人科への受診をおすすめします。大きいレバー状で約5cm前後の血の塊が出たときや、血の塊がいくつも大量に出ていたなどの症状が見られる時は早めに婦人科の受診をした方が良いでしょう。

また経血量が多いのもあまり良くありません。目安としては夜用のナプキンが1時間もたなかったり、突然経血量が大量になった、だんだん多くなってきた等の症状が見られた場合、いずれも子宮内膜症や子宮筋腫といった病気が隠れている事がありますので、早めの受診をおすすめします。また、子宮筋腫や子宮内膜症の場合は妊娠しにくくなったりすることがあるので注意が必要です。

（生理に関する病気については以下の記事も参考にしてみてください）

生理の時に何だか普段と違うなと生理の異常に気付くためには自分の生理の期間や経血量を知っておくことが大切です。毎月起こる生理は必ずしも同じ経血量、同じ期間とも限りません。その月によって違うので生理開始日から終了日までをメモに残しておいたり、気になる生理の状態がみられたら手帳などに簡単にメモをしておくのも良いでしょう。

正常とされる平均的な生理期間や出血量はどのくらいなのでしょうか。自分の生理の経血量は多いのか少ないのかを判断するのに参考にしてみてください。