【医師監修】生理で血の塊が!原因と対策!大きいときやレバー状のときは要注意!?

生理が来たとき血の塊が出ていたなんて事がありませんか。生理の時どうして出るのでしょうか。それは異常なのかまた原因はどこにあるのでしょう。注意した方がいい血の塊の大きさやレバー状の時もあります。どんな血の塊だと注意した方がいいか知っておきたい症状を紹介します。

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専門家監修
増田陽子
平成22年「St. Methew School of Medicine」大学医学部を卒業し、日本・米国・カリブ海の医師資格を持っています。・・・
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Contents
目次
  1. 生理の時に血の塊が!
  2. 血の塊の原因は?
  3. 生理の時の血の塊が大きかったりレバーのようなのは要注意?
  4. 病院に相談したほうがいい生理時の異常
  5. 正常な生理の期間と出血量は?
  6. 生理の時は異常がないかチェックしよう
  7. 血の塊が出ないように予防はできる?
  8. 貧血対策をしながら正常な生理を目指そう

平均的な生理期間は3~7日間です。この生理期間はその人の子宮口のサイズ、子宮の大きい小さいによって差がでますので、長い人だと平均よりも長く8日間続いたりする人もいます。あくまで平均的な生理期間なので、自分の生理期間が平均より短いか長いのか把握するのに参考にしてみてください。(※1)

平均的な出血量

生理の出血量の平均量は120~140mLと言われています。大体コップに1杯程度なのですが、実際に経血量の判断をするのは難しいでしょう。そこで目安にしてもらいたいのは使用するナプキンの量です。ピーク時に約2時間くらいでナプキンを交換する程度であれば平均的な生理の経血量なので覚えておくといいですね。

生理の時は異常がないかチェックしよう

生理の時に常に自分でチェックすることで異常が出た時に気づきやすくなります。毎月生理の時は経血量が多い、血の塊があるなど異常がないかどうか見るようにしてみると良いです。

生理の期間や出血量を知っておこう

平均的な生理期間、平均的な経血量が分かったら、手帳などに生理の開始日、終わった日を書き込むと自分の生理が大体何日間続くのかひと目で分かりやすくなります。経血量などは特に多かった日や大きいレバーのような塊が出た等、特徴があった日にメモをしておくと毎月の生理で起こるのかたまになのか把握することもできますね。

(生理不順については以下の記事も参考にしてみてください)

生理周期がバラバラになるのはなぜ?排卵との関係や原因を知りたい!
生理不順を改善する方法まとめ!食生活や運動!ツボなども!

異常があったら迷わずに病院へ

生理の時に5cmくらいの大きいレバーの様な血の塊が出たり、血の塊がたくさんだったり、夜用のナプキンを使ってもすぐに交換しなくてはいけないほど経血が大量の場合は早めに婦人科に相談しましょう。

子宮筋腫や子宮内膜症などの原因が考えられるとして検査となりますが、原因がわかれば医師から適切な治療を提示されます。まずは自分が先に以上に気づくことが大切です。

血の塊が出ないように予防はできる?

生理での血の塊は出ない方が良いですが、防ぐ方法はあるのでしょうか。ここではどんな予防対策があるのか紹介していきます。

ホルモンバランスを整えよう

女性ホルモンの一種で「エストロゲン」というのがあります。このホルモンは子宮や生理を管理する役目を持っています。このホルモンが乱れると子宮内膜が多く形成されることがあるので、生理の時にレバー状の塊が出やすくなります。

ホルモンバランスが乱れる原因は睡眠不足やストレス、疲労や過剰なダイエットをすると起こりやすくなるので、しっかりと睡眠を取ったり、適度な運動などでストレスを発散するなどしてホルモンバランスを整えていくと良いでしょう。