生後1ヶ月で赤ちゃんに便秘が始まった!以降、月齢別の原因と解消法!
【医師監修】生後1ヶ月の赤ちゃんのうんちの回数が減ってしまうと「便秘?」と心配になりますよね。新生児期から4ヶ月の赤ちゃんまでは「母乳」や「ミルク」が便秘に大きく関わってくるのです。生後1ヶ月の新生児でもなりうる「便秘の原因」と「便秘解消法」をご紹介します。
生後5~8ヶ月(離乳食初期~中期)の赤ちゃんの便秘と解消法
離乳食が始まる頃になると、赤ちゃんは体の中に便を溜められるようになります。離乳食が始まると母乳やミルクを飲む量が減るので、便の水分量が不足がちになるのです。したがって便秘が起こりやすくなるといえます。
数日に1度でもスムーズにうんちが出ているようであれば、心配する必要はありません。排便の際に泣くなど苦しそうにしていたり、うんちが硬くなったりしていないかをチェックしてあげましょう。
離乳食初期~中期の便秘解消法としては「母乳」や「ミルク」「麦茶」「白湯」などの水分を赤ちゃんに十分あげるようにしましょう。「果物のペースト」や「ヨーグルト」などの乳酸菌を多く含む食べ物を食べさせてあげるのも便秘解消法になります。まだまだ栄養は「母乳」や「ミルク」からとっているので、たっぷり飲ませてあげましょう。
生後9~11ヶ月(離乳食後期)の赤ちゃんの便秘と解消法
さまざまな食べ物を食べられるようになる離乳食後期は、食事の「内容」や「量」によって便秘になりやすくなります。便秘の主な原因としては「食物繊維」や「水分」の不足が挙げられるでしょう。もちろん食事の量が少なくなればうんちの量も減ってしまいます。
固くなってしまったうんちを排泄する時に、痛みを感じる赤ちゃんもいるでしょう。すると心理的にうんちをしたくなくなってしまうのです。排便を我慢するようになり、それが原因となって便秘になってしまうこともあります。
離乳食後期の便秘解消法は「食事内容」や「水分量」はもちろんですが、体を動かすことも大切です。ハイハイや伝い歩きができるようになる子もいます。昼間はたくさん体を動かすことで食事もしっかりとれ、うんちもスムーズに出るようになるでしょう。また「睡眠」「食事」「排便」のリズムができてくると、自然と便秘も解消されるようになります。
マキ先生
小児科医
3回食になったくらいから便秘になる赤ちゃんが多いです。離乳食の量がしっかり食べられるようになるまでは、少しの便秘は仕方ありませんが、赤ちゃんがうんちを出さずに苦しそうにしたり、お尻が切れる場合は、小児科に相談してください。
(赤ちゃんの便秘の解消法については以下の記事も参考にしてみてください)
それでも便秘が治まらない時の受診の目安
「便秘で受診?」と思われるママも多いでしょう。しかし「マッサージ」や「綿棒浣腸」をしても1週間以上出ない場合や、他の症状がある場合は受診しましょう。受診の際には「授乳のペース」と「オムツ交換の間隔」などのメモがあるとスムーズに医師との話が進みます。
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