新生児とは?いつまでを新生児と呼ぶの?乳児とどう違うの?

【医師監修】いつまでを新生児と呼ぶのか、乳児との違いやその定義とは?。原始反射はいつまで見られるのか?黄疸症状とは?夜泣きや乳児湿疹はいつまで続くの?など新生児にまつわるママが知りたいことや覚えておきたい子育てに関する情報について解説しています。

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専門家監修
マキ先生
国立大学医学部卒業。11年目の小児科医。現在は子供を3人育てながらフルタイム勤務医をしています。日々、頑張るママたちや子供たちの心に寄り添える診療を心がけています。 本職の都合上、・・・
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Contents
目次
  1. 赤ちゃんが産まれたら
  2. 新生児とは
  3. 新生児の特徴とは
  4. 新生児の原始反射とは
  5. 新生児黄疸とはいつまで続くの?
  6. 新生児の湿疹はいつまで続くの?
  7. 新生児に適した服装とは
  8. 新生児の夜泣きはいつまで続く?
  9. 新生児のゲップについて
  10. 新生児との生活で気を付けたい点とは
  11. 新生児との外出について
  12. 乳幼児突然死症候群(SIDS)とは
  13. 新生児と過ごすために

新生児との外出は「最短、最少、最低限に済ませる」ようにしましょう。 出来るだけ車を利用し、外気に当たる時間を短く、人混みは避け、気温差が少ない時間帯を選びましょう。

乳幼児突然死症候群(SIDS)とは

長い妊娠期間を経てやっと出会えた赤ちゃんを手放すことのないように。ママとパパに知っておいて欲しいのが「乳幼児突然死症候群(SIDS)」です。

乳幼児突然死症候群は、何の前触れもなく赤ちゃんが突然死亡する疾患です。事故による窒息死はこれに該当しません。乳児期の死亡原因として上位に位置しています。

SIDSとはいつまで注意が必要なのか

SIDSでの死亡時期で一番多い時期とされているのが、生後2~3ヶ月と言われています。月齢が上がるに従い少なくなりますが、1~2歳頃までSIDSでの死亡が確認される事もあるようです。3歳までは注意する必要があります。

SIDSの予防策として3つの提言があります。(※5)

SIDSの予防策【1歳まではあおむけに寝かせましょう】

うつ伏せ寝の方が発症率が高いことから、仰向け寝をするように呼び掛けています。

SIDSの予防策【なるべく母乳で育てましょう】

母乳育児はあくまで努力事項です。それぞれの事情で母乳育児ができない人は、ミルクで育児でも混合でも、気に病む必要はありません。自信を持って育児しましょう。

SIDSの予防策【タバコをやめましょう】

タバコはSIDSの発生の大きな危険要因です。妊娠中の喫煙は、早産、低体重、流産などの危険があります。赤ちゃんのそばでも吸わないように徹底しましょう。

マキ先生

小児科医

赤ちゃんのそばでタバコを吸わないのは当たり前ですが、換気扇の下や外で吸っても、換気しきれない煙や、喫煙者の吐く息自体に有害物質が含まれるので、十分に注意してください。

新生児と過ごすために

初めての子育てには不安がついて回るもの。赤ちゃんとママが安心して過ごせるように周りに協力をお願いしましょう。

特別デリケートな新生児期間のママは、産後でヘトヘトな上に慣れない育児で大変な時期です。授乳や赤ちゃんとのコミュニケーションなどママにしかできない仕事を優先にし、家事はパパや家族の手を借りたり、無理せず後回しにしてしまいましょう。

いつまでに産後準備品は揃えておくべきか

赤ちゃんのために必要な物は出産前に買いそろえておき、産後に足りないものはネットスーパーや生協、通販などを利用すると便利です。体を休めるべき産後1ヶ月の間はパパとの役割分担を決め、これからの長い子育て期間を協力できるよう話し合っていきましょう。

子育ては周りのみんなと楽しもう