生理後に妊娠しやすい時期はいつ？生理周期と妊娠の関係を知りたい！

生理の周期と妊娠しやすい日を知るには、オギノ式以外にもいろいろな方法があります。基礎体温を測ることや、排卵検査薬を使用してみるのも1つの手です。

排卵検査薬では、女性の尿の中に含まれる「黄体ホルモンの数値」を測ることができます。妊娠しやすい期間に近づくにつれ数値が変化を見せるので、いつ排卵日が来るのかを予測できるのです。不妊治療の際に使われることも多いでしょう。基礎体温に関しては、もうすでに測っている方も多いかもしれませんね。基礎体温に関しては下記で説明します。（※2）（※3）

(排卵検査薬の使い方については以下の記事も参考にしてみてください)

生理後は妊娠の確率が高くなる、もしくは低くなるといった話を聞いた方もいるかもしれません。生理後は妊娠確率が高いのか低いのか「果たしてどっち？」と戸惑う人もいるでしょう。生理直後のセックスで妊娠する確率は高いのでしょうか。また妊娠確率がアップする期間や反対に妊娠確率がダウンする期間はいつなのかについて説明します。

妊娠は、生理の前後の時期というよりも、排卵に近い時期かどうかで確率が変わります。排卵日がずれて、たまたま生理のすぐ後に排卵したという人もいるでしょう。もともと生理周期が不安定で生理後に排卵をする人も中にはいます。

したがって厳密には生理直後にセックスしたから妊娠したわけではないのです。生理直後に排卵日が来たため妊娠したという捉え方が正しいといえます。このようなことから「生理後は妊娠する確率が高い」といった噂が生まれたのでしょう。

では生理後に一番妊娠する確率が高い時期はいつなのでしょう。いわゆる危険日といわれる時期ですね。これは前述したように、排卵をした日の前後2日程度、全部で約5日間になります。

妊娠しやすい日がいつ確実に来るのかについて、すべての人に当てはまる基準は残念ながらありません。上記で述べた排卵日の計算方法などを利用し、自分の妊娠しやすい日を予測してみましょう。ちなみに排卵日当日よりも、排卵日の2日前から1日前のセックスの方が、妊娠確率は上がるといわれています。

では逆に妊娠しにくいのはどの期間でしょうか？いわゆる安全日といわれる期間ですね。卵子の生存期間は1日なので、排卵日の2日目から次の生理期間までは、理論上妊娠しないことになります。

しかし前にも述べたように、排卵日は「体調」や「ストレス」によって妊娠しにくい日にちがずれることも珍しくありません。妊娠を希望しない方は「安全日などない」という意識を持っておいた方が良いでしょう。