高温期19日目に陰性だったら妊娠してない？胎嚢を確認できる頃？体験談も

生理前症状で腹痛を訴える人も少なくありません。妊娠中の腹痛であれば、赤ちゃんに危険が差し迫っているシグナルかもしれません。ツキンツキンと感じる程度のものであれば、子宮の伸縮による疼痛である事が多いです。しかし「じっとしていられない」「立つことができない」程の痛みは流産の可能性もあります。

また、異所性妊娠も考えられます。腹痛が激しく、身動きが取れない場合には迷わず119番にかけましょう。救急車を使用することをためらってしまうかもしれません。しかし、臓器破裂にでもなればお母さんの命までも危険にさらされます。早急に医療機関にかかりましょう。

今回の妊娠が第一子となる場合は「今すぐ病院に行くべき？」と判断に迷うこともあるでしょう。高温期19日目での受診は望ましいタイミングと言えるのでしょうか？

病院での妊娠判定は、尿検査もしくは採血での検査と経膣超音波エコーがあり、胎嚢を確認した時に初めて「無事に妊娠している」と判断されます。しかし、高温期19日目だと胎嚢がエコーで見える程の大きさまで成長していない可能性が高いです。

子宮内に胎嚢があると確定しない限りは、正常な妊娠であるかは医師でも分かりません。もしかしたら子宮以外の部位に胎嚢があるかもしれません。また、胎嚢まで成長出来ずに流れてしまう化学流産かもしれません。　

胎嚢が確認できない場合は、翌週など時間を空けて再度エコーで検査します。しかし、ある程度の週数になっても発見できない場合には再び採血してホルモン値を測ります。また、個人病院の場合は総合病院などの大きな医療機関へ紹介され、必要に応じて治療が施されるでしょう。

早い時期に病院を受診すると、胎嚢が確認出来なかったり、異常妊娠の可能性を告げられるかもしれません。その結果、不安に駆られストレスを抱き、体調の悪化に繋がることも十分あり得ます。

妊娠が判明した場合は、妊娠5週（高温期21日目から）の受診が望ましいでしょう。万が一、妊娠5週に入る前に出血や痛みの強い腹痛が起きたら、急いで病院にかかることをおすすめします。

（胎嚢が見え始める時期については以下の記事も参考にしてみてください）

検査薬に陽性反応が出ると、病院ですぐ診てもらいたいと思いますよね。しかし、この時期に確実な診断が出来るとは限りません。その反面、妊娠していないのに5日も生理が起こっていない場合は、体に何らかの異常があるかもしれません。特に生理不順が原因で生理が起きていない場合には、そのまま放っておくと妊娠しづらい体になる可能性もあります。

検査薬が陽性の場合は適切なタイミングで受診しましょう。そして、陰性の場合はなるべく早めに病院に行き、生理が起きない原因とそれに対しての治療を受けることが大切です。