【赤ちゃんの夜泣き】原因・対策を理解し、育児ストレス軽減しよう!

【医師監修】赤ちゃんの夜泣きは、多くの人が新生児期から経験する育児ストレスの一つですね。いつからいつまで夜泣きが続くのか赤ちゃんによって違い、新生児期から夜泣きが多い赤ちゃんもいます。赤ちゃんの夜泣きはいつから始まるのか、原因と対策について解説します。

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専門家監修
マキ先生
国立大学医学部卒業。11年目の小児科医。現在は子供を3人育てながらフルタイム勤務医をしています。日々、頑張るママたちや子供たちの心に寄り添える診療を心がけています。 本職の都合上、・・・
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Contents
目次
  1. 赤ちゃんの夜泣きがつらい!このストレスどうしたらいい?
  2. 夜泣きとは?いつから始まり、いつまで続く?
  3. 新生児が夜に泣くのは「夜泣き」ではない?
  4. 新生児のひどい夜泣きが止まる方法
  5. 赤ちゃんの夜泣きの原因と対策
  6. 赤ちゃんの日中の過ごし方
  7. 赤ちゃんに刺激を与えない
  8. 病気のサインを見落とさない
  9. ママがリラックスすることも大切!
新生児の授乳時間の目安を知りたい!時間が長い原因と対策は?

夜泣きはいつから?【生後8か月~1歳ごろの赤ちゃん】

生後8ヶ月頃に「夜泣き」に悩まされるというママが多いようです。生後8ヶ月頃の時期は体内時計が発達し、昼夜の区別がつくようになり、夜は深く寝られるようになります。一方で、自我が芽生えて来たのに、言葉はまだ十分に発達していません。自分の意思を自由に伝えられないという欲求不満の現れとして「夜泣き」することがあります。

いつから楽になる?【新生児~生後3ヶ月の赤ちゃんの夜泣き】

新生児は成長とともに昼夜の区別がつくようになるため、夜寝ている時間がだんだん多くなります。個人差はありますが生後1~3か月の頃には、夜にまとまって何時間か眠れるようになります。夜中に何度か起きるとはいえ回数も少なくなり、眠りにつくまでの時間も早くなり楽になっていくでしょう。

いつから楽になる?【生後3ヶ月以降の赤ちゃんの夜泣き】

いつまでひどい「夜泣き」が続くのか赤ちゃんによってそれぞれですが、1歳半頃にはおさまる場合が多いです。1時間に1回起きていたのが、2時間に1回、3時間に1回となり、少しずつ起きる回数が減っていきます。

2歳、3歳近くなっても「夜泣き」する子は少なくはありません。その頃にはママも慣れているので「夜泣き」を経験した最初の頃ほど大変ではないかもしれませんね。

新生児が夜に泣くのは「夜泣き」ではない?

新生児は短いサイクルで起きては寝て、寝ては起きてを繰り返します。それは夜も同じであるため、新生児が夜泣くのは「夜泣き」とは違うといわれることがあります。夜中でもお腹が減っているならば授乳して、オムツが濡れて不快ならばすぐにオムツ替えをして下さい。そうすれば再びすぐに寝る赤ちゃんが多いです。

新生児の睡眠パターン【個人差が大きい】

睡眠時間は16~20 時間であり,睡眠パターンは1~2 時間の覚醒と1~4時間の睡眠を繰り返します。昼夜のリズムはみられず,日中の睡眠時間と夜間の睡眠時間はほぼ同じです。この時期の入眠は動睡眠(後のレム睡眠に相当)から始まります(※2)。

上記の新生児の睡眠パターンは一般的なものです。新生児の睡眠パターンはさまざまなので、一般的でなくても気にしないようにしましょう。

同じママから生まれて同じように育てられている兄弟でもさまざまです。上の子はよく寝たのに下の子は「夜泣き」がひどいというケースもあります。新生児の睡眠は個人差が大きいので他の子と比べないようにしましょう。

新生児の睡眠パターン【ぐっすり寝るのはいつから?】