排卵日に食欲が増す原因と対策法!逆に食欲がないと注意が必要!?
【医師監修】月に一度、やけに食欲が旺盛になり食べても食べてもまだ食べたい。どうしてだろうと考えたときに、そういえば排卵日辺りだと思いついた経験はありませんか?その逆でなぜか食欲が全くなくなる事もあります。排卵日に、通常の食欲ではなくなる理由や対処法をご紹介します。
血糖値が急激に上昇することを抑えるために、以下のことを意識すると良いでしょう。
●野菜を最初に食べる
●炭水化物は白米よりも玄米が望ましい
●よく噛んで食べる(20回以上噛むと良い)
血糖値が高い状態は、排卵の時期の眠いという症状の要因でもあります。血糖値を上げる為にただただ甘いものを摂取していると、体重増加に繋がりますから注意してください。
むくみ対策の食材
排卵の時期に分泌量が増加するプロゲステロンは、妊娠の準備の為に栄養を蓄えようとしますが、水分も溜め込もうとするため、体が普段よりもむくみやすくなっています。だからと言って水分を控えると、返ってむくみがいつまでも取れなくなるため、利尿作用のあるカリウムを含む食材などで解消していきましょう。以下はカリウムが含まれた食品の一部です。
●サツマイモ
●干しぶどう
●プルーン
●わかめ
●ひじき
●アジ
●スルメ
●大豆
●アボカド
食事以外では、足湯で足の末端を温めたり、仰向けに寝て手足を上げブラブラさせるだけでも効果的です。
島袋史
産婦人科医
むくみを感じている場合には、砂糖の摂取を控えて、水分はお茶などでは無く、浄水器を通した水を一日2Lくらいとる事がおすすめです。
(妊娠中の食べ物については以下の記事も参考にしてみてください)
排卵日に食欲不振に陥るとき
排卵日には、食欲不振となり食べ物を口にすることができなくなることがあります。これはプロスタグランジンという物質が原因。排卵日以降から分泌量が増してくるもので、排卵日以降にプロスタグランジンが過剰に分泌されると食欲が低下するのです。プロスタグランジンの分泌量が多いと、吐き気・憂鬱感といった症状が酷くなり、食欲が落ちるでしょう。
排卵症
女性には、生理とは別に排卵日に「排卵症」といわれる症状が出ることがあります。症状には個人差がありますが、吐き気・子宮の張りと痛み・頭痛・めまい・出血などの多くの女性が持っているものです。
多くのケースが排卵によるものとなり、体調のリズムの一つの生理現象なので、耐え難いほどの苦痛でなければ過度の心配はありません。出血量が多かったり、止まらない場合は婦人科を受診しましょう。
月経前症候群(PMS)
排卵症の症状よりも、吐き気が強かったり、鈍い頭痛、ひどく眠い、お腹周りの胃・子宮・腰が痛みが次第に増すなど症状が明らかに強いと感じた場合は「月経前症候群(PMS)」という病気の疑いがあります。これはれっきとした病気なので、早めに病院で受診しましょう。(※2)
排卵日に食欲が出ないときの対処法
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