赤ちゃん・新生児がミルクや母乳を吐いてしまう!原因と対処法は?

【医師監修】赤ちゃん・新生児がミルクを嘔吐してしまったら不安になりますよね。でも、ほとんどの嘔吐は心配することではありません。ここでは、赤ちゃん・新生児がミルクを吐く原因、吐き戻しによる病気の可能性、吐くことの対処法や吐き戻しの予防などについてご紹介したいと思います。

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専門家監修
保田 典子
現役子育て中の小児科専門医。現在、東京衛生病院勤務。安心安全幸せをモットーに、根拠ある医学知識と発達を伸ばす子育てを発信します。 【アメブロ】ママ小児科医の子育てブログ〜根拠ある健康と発達を。
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目次
  1. 赤ちゃん・新生児がミルクを吐き戻してしまった!
  2. 赤ちゃん・新生児がミルクや母乳を吐く原因は?
  3. 赤ちゃん・新生児が噴水のようにミルクを吐き戻したら?
  4. 赤ちゃん・新生児がミルクを吐き戻してしまった時の対処法
  5. 赤ちゃん・新生児が吐くのを防ぐためには
  6. 赤ちゃんの吐き戻しを防ぐには日々のチェックが大切

4.噴水のように嘔吐【幽門狭窄症の症状】

幽門狭窄症になると、胃が気持ち悪くなったり、ゲップがいつもよりたくさん出たりします。しかし、言葉を発することができない赤ちゃんは、ママに「胃が気持ち悪い」と伝えることができず、母乳やミルクを飲んだ後には、泣いたり愚図ったりして胃がいつもと違うことを訴えかけます。

さらに、幽門狭窄症の赤ちゃんの嘔吐物には匂いがあるのも特徴で、腐った食べ物のような悪臭がします。

5.噴水のように嘔吐【幽門狭窄症の治療法】

幽門狭窄症の治療には、入院が必要です。幽門狭窄症の症状により赤ちゃんは脱水状態を起こしていることが多く、水分補給のためにまずは点滴をします。治療法は手術と服薬の2種類。厚くなってしまった幽門筋を切開するのが主な手術方法で、術後は1週間程度で退院できます。(※3)

服薬の場合には、筋肉を広げてくれる作用のある薬を使います。ですが、服薬だけでは治療できない場合もあるため、薬を飲んでも幽門が厚いままの時には手術をする必要があります。(※1)(※2)

(新生児の体調の変化ついては以下の記事も参考にしてみてください)

新生児の咳!風邪が原因の可能性も!見分けるには鼻水を見ると良い?
新生児黄疸って何?黄疸の種類や数値の基準値はどう見ればいいの?

赤ちゃん・新生児がミルクを吐き戻してしまった時の対処法

ミルクを与え終わった後に突然赤ちゃんが吐いてしまったら、焦ってしまいますよね。急な出来事で、驚いてパニックになってしまうママもいるかもしれません。

1.吐き戻しの対処法【焦らない】

赤ちゃんがミルクを吐き出してしまっても、焦ってはいけません。冷静さを取り戻して、落ち着くようにしましょう。

そして、まずは赤ちゃんの口の周りなどの汚れをガーゼや柔らかい布などで拭いてあげてください。その後は特に体調や機嫌に変化がないかどうか、しばらく様子を見ましょう。

保田 典子

小児科医

一番大事なのは、窒息していないかのチェックです。口の周りをふきながら、呼吸状態を見ましょう。

2.吐き戻しの対処法【嘔吐物の掃除】

赤ちゃんが嘔吐したら、口の周りだけでなく首や衣服、寝具なども嘔吐物が付いていないか確認しましょう。嘔吐物がどこかに残っていると悪臭を放ち体調不良を起こす場合もあります。

保田 典子

小児科医

悪臭で体調不良になることはあまりないかと思います。