排卵日後でも妊娠できる?排卵日・前後の妊娠の確率!妊娠しやすい日は?
【医師監修】妊活中女性が気になる「妊娠しやすい日」。妊娠しやすい日は排卵日を知ることで明確になってきます。排卵日前、排卵日、排卵日後の各妊娠率はどれくらいなのでしょうか?排卵日後にも可能性があるのでしょうか?気になる妊娠のタイミングを体験談と一緒にご紹介します。
排卵日を計算するには、生理周期を把握することが必要です。平均的な女性の生理周期は28日とされています。排卵までの前半が低温期、排卵後の14日間が高温期(黄体期)です。基礎体温を測ると排卵後に体温が上昇することからきています。
基礎体温を測るのが排卵日計算方法の基本
最も手軽に排卵日を特定する方法は基礎体温を測ることです。排卵日を境に基礎体温は上昇し「高温期(黄体期)」に入ります(※1)。3周期ほど基礎体温を測り続け基礎体温表にグラフ化してみると、大体の排卵日が特定できるようになるでしょう。
28日周期の女性であれば排卵日は生理開始14日目となり、妊娠しやすい日は4日前である生理開始10日目から14日目の5日間ということがわかります。生理周期は個人差があるので、基礎体温を測ったり生理周期を把握したりして計算することが重要です。(※2)
(排卵日を計算するには、次の記事に詳しく記載されています)
市販の排卵検査薬を使ってみよう
排卵検査薬が薬局で手に入るようになって、より正確に排卵日を特定できるようになりました。生理周期28日の人の場合、生理開始10~12日目ごろから1日1本、色づき始めたら1日2~3回使用するようにすると細かい排卵のタイミングが掴めます。
排卵検査薬の陽性反応が見られたら、その24~48時間が最も排卵しやすい期間です。陽性反応が表れたらすぐにタイミングをとるのが一番良いでしょう。
(排卵検査薬の使い方は次の記事も参考にしてみてください)
排卵日後には腹痛が感じられることも
排卵日やそのあと2、3日にシクシクとした腹痛を感じたら、それは排卵した時の痛みということも考えられます。排卵痛とも言われるこの腹痛は、すべての女性が感じるわけではありません。卵巣で育った卵胞から卵子が飛び出してくるときに、痛みを伴うことがあると言われています。もし痛みを感じたら排卵した証拠かもしれません。
(排卵痛については以下の記事も参考にしてみてください)
排卵前を狙って妊娠を目指そう
排卵日後にタイミングを取って妊娠した経験者もいましたが、妊娠を目指すのであれば排卵4日前から排卵日まで可能な限り性交渉をしておくと可能性は上昇します。生理周期をしっかりと把握して排卵日を計算し、上手にパートナーに伝えながら排卵しやすい日の付近に仲良しの回数を増やしてみましょう。
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