おりものが黄色の原因と対処法！病気の可能性も？かゆみを伴うと危険？

黄色いおりものが出たり、生理前でもないのに量が多かったりすると、病気ではないかと不安になりますよね。人には相談しにくい悩みなので、しばらく様子を見ようと考えてしまう方もいるでしょう。しかし放っておくと症状が悪化してしまう場合もあります。

黄色いおりものからみつかる病気には、放っておくと子宮内へ広がり不妊の原因になってしまうものもあるので注意しましょう。

（不妊については以下の記事も参考にしてください）

生理前でもないのに臭いが強い、黄色いおりものが出てしまったなど、いつもと違う異変があったときはどのように対処したらいいのでしょうか。対処法を知っておくと悪化する前に早めに解決できますよ。

おりものが黄色くなったと感じた時にまず試していただきたいのは、下着の通気性をなるべく良くすること。おりものが黄色くなる原因には、雑菌の繁殖によるものがあります。通気性を良くするだけで普段通りの状態に戻ることもあるでしょう。

おりもの対策としておりものシートを使用している方も多いと思いますが、おりものシートは場合によっては、蒸れて雑菌が繁殖しやすくなってしまうことも。通気性を良くしてもおりものの状態が良くならないようなら、病院で受診しましょう。

雑菌や性感染症ウイルスへの感染を防ぐために、妊娠を目的としない性行為ではコンドームを使用することをおすすめします。黄色いおりものの原因には性感染症への感染の可能性も。コンドームを使用せず性感染症にかかってしまった場合、病院で治療してもらう必要があります。

おりものは身体の状態を示すバロメーターです。生理時期によって違いはあるものの、普段は無色・無臭の状態です。おりものがいつもより黄色く臭いが強いなど異変がある場合は、何かしらの病気の可能性も。早めに婦人科を受診したほうがいいでしょう。妊娠に影響がある病気でも、痛みやかゆみなどの自覚症状がないままどんどん進行してしまう恐れがあります。

おりものの状態は個人差が大きいので、婦人科を受診する場合は周期によっての違いやいつもの状態を伝えると診断の助けになります。日記やメモをして、自分のいつもの状態を生理周期にそって残しておくと便利です。

それでは黄色いおりものから考えられる病気4種類を色はもちろん、臭いや痛み、かゆみ、かたまりがあるなどの症状別にご紹介します。